アームストロング砲

Le Rentier  

2013年02月03日 19:29

【 アームストロング砲/司馬遼太郎著・講談社文庫 】



幕末、もはや時勢がここまできた以上、もったいぶっても仕方があるまい。

佐賀藩の軍隊を、官軍の主戦力にしたい桂小五郎の懇願に対して
「 肥前の妖怪 」といわれた鍋島閑叟(なべしまかんそう)は
煙管でも貸すような口調で「 使え 」と言った。

この一言から
幕末随一の文明藩、佐賀藩が完成させたアームストロング砲は、
彰義隊を壊滅させ新時代を開いた。

久しぶりに読んだ司馬作品 ・ ・ ・ 痛快だったねぇ。




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