Bianca d'Alba Barolo

Le Rentier  

2017年01月19日 04:01

イタリアでは、「 グラッパを飲むときは必ず3人で飲みに行け 」
という諺があるという。

アルコール分が強く、強烈なクセがあるので酔いつぶれたときの介抱が
要るようになったときの教訓からの言葉であろう。



その夜は、その強烈なクセを、ことのほか楽しんだ男たちがいた。



―――Bianca d'Alba Grappa di Barolo ビアンカ・ダルバ グラッパ・ディ・バローロ。

カウンターのほぼ中央に、二人連れが陣取る。
チョイワル風日本人と太っちょのアメリカ人が談笑しながらグラスを弄ぶ。

グラッパという名称は、その昔、ベネツィア北部のバッサノ・デル・グラッパという村が、
粕取りブランデーの特産地だったことに由来しているという。




◆ビアンカ・ダルバ・グラッパ・ディ・バローロ
 イタリア/ピエモンテ州
 バローロはイタリアを代表する赤ワインで「イタリアワインの王様」とも呼ばれている。
 その葡萄「ネッビオーロ種」を発酵し蒸留したのがこのグラッパ。





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