2018年10月30日

アンバー



誰しも、いつかはカウンターを離れるときが訪れる。
客も、バーテンダーも・・・、
寂しいが、ママにも・・・。



浜松・千歳町、「アンバー」。



文字通りの琥珀色のカウンターと設えである。
花街・千歳に灯をともして18年という・・・。
この10月にカウンターを離れることを決めた。

―――ママ、お疲れさまでした。




  
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2018年10月29日

ハンマーナイフ

―――晩秋。

寒露と霜降の節気、秋深い時候で紅葉や蔦が黄葉する季節。
冬が来る前に、 ほったらかしにしていた畑、ボーボーの雑草たちを
やっつけたい。



そこで、強~い味方、歩行型の自走式草刈機「ハンマーナイフ」を
借りてきた。



こいつは休耕田、空き地やグランド、公園から河川敷まで色々な場所で、
雑草刈に大活躍してくれる逞しいマシンだ。



強力な2分割Y字両刃ナイフが草を刈りながら短く粉砕していく。
まるでプードルの毛を刈るように、バリバリと働くハンマーナイフ!!



朝9時半から刈りだして11時には、畑2面分があっという間に丸坊主!
おそるべし、ハンマーナイフ!
ありがとう、ハンマーナイフ!

また、刈り取った草はチップ状緑肥となり、残幹処理が必要なし。



秋深し隣は何を刈る人ぞ         瑠乱亭絵

  


Posted by Le Rentier   at 16:56Comments(0)Farmeing

2018年10月23日

後の名月

後の名月、十三夜に曇りなし。
昨夜、ぽっかりと浮かんでいたのが十三夜
の月。
栗名月とも、豆名月とも・・・。



そんな夜の酒には、透明人間になれる秘薬のように、人知れず夜に体を
溶け込ませ、魑魅魍魎な邪鬼の戯れる闇へと誘う魔力がある。

いっぽう昼の酒は、隠れ潜む余地のない光の中をひた走る逃走者のように、
ただ体内を駆け巡り、回りが早いだけだというのに・・・、

さて、少し欠けた月に、ままならない思いを重ねてみる・・・、
今宵も闇に浮かぶ仄かな灯りに身をよせて、静かに酒を楽しむべし。

  

2018年10月16日

赤名アフリカ

カチャン、カチャン!
ガチャン、ガチャン!
カチャン、カチャン!
ガチャン、ガチャン!

と、向こう二軒隣の家が朝から足場を組んでいる。
その音が耳について眠れない・・・。



さて、25年ぶりに「東京ラブストーリー」の続編を描いてみませんか・・・、
という小学館編集部の依頼から、恋愛の教祖・柴門ふみが紡ぎし物語が在った。
50歳になったリカとカンチとさとみと三上くんたちが、スッタモンダする。


「東京ラブストーリー After 25 years」。


【BIG SPIRITS COMICS SPECIAL 2017年1月17日 初版第1刷発行】

「カンチったら、肩パッド入りのニセモノアルマーニ着てたよね~」。
と、50歳の赤名リカ。

それにしても、赤名リカの息子が赤名アフリカって、おいっ!



  

Posted by Le Rentier   at 18:17Comments(0)◆乱読観聴備忘録漫 画

2018年10月13日

ラ、ラ、ラ~、ライムとジャック・ター

どうしよ~!
大量に送られて来た、伊豆熱川産ライムの消費にあたふたしている。



そんなこんなで、ギムレット、ジン&ライム、モスコー・ミュール、ジャック・ター・・・、
と、カクテルを作れども、つくれども、一向に減らないライムたち。

そこで、棚からロンリコ151とサザンカンフォートを引っ張り出して・・・、



ボトルド・ジャック・ターをこしらえた。

1972年創業、横浜・中華街にある Windjammer Jazz Cocktail Lounge
ウインドジャマー・ジャズ・カクテル・ラウンジ
、ここでジャック・ター(Jack Tar)は
産声をあげたという。

中華街や元町ってのは昔、横浜の港に寄った異人の船乗りたちで溢れかえり
タッタカ、タッタカとマフラーを鳴らして、鉄の馬ハーレーに跨り水夫(船乗り)の
ジャックが酒を飲みに中華街にやって来る。

そんな酒飲みジャックのためにアルコール75,5%のラムを使って考えられた。


さて、久々に来店したのは店主と同級生のオッサン、むか~し横浜住みだったという。
せっかくだから、出来立てボトルド・ジャック・ターを見舞う。
すると、あっという間に75,5度のラムに、一発KOである。

では、おやすみなさいませ!











  


Posted by Le Rentier   at 06:01Comments(0)◆LIQUEUR◆COCKTAIL◆RUM

2018年10月08日

DEESIDE WATER

どうせなら、美味い酒を飲む時にゃ美味い水も飲みたいものだ・・・、

そこで、英国ロイヤルファミリーも愛した爽やかな水である。 



ラベルの青、ロイヤル・ブルーが眩い・・・、
「DEESIDE WATER ディーサイド・ナチュラル・ミネラルウォーター」。
1760年以来、スコットランド・ハイランド地方のバンニャニック鉱泉から
湧き出している天然水だ。

1856年の英国の新聞には、ビクトリア女王がこの鉱泉を訪問されたことや
飲料用として使用されたことが記されている。


【名前の由来となったディー川の風景】

硬度22の超軟水は、やわらかく、なめらかで、透明感のある舌触りを持ち、
成分が安定しているためウイスキーの割り水に、また、独自な活力を持つ
純粋な水で膝や関節などが気になる方へもお薦めだという。

どうせなら、美味い酒と美味い水が飲みたいものである。




本日は、
体育の日で祝日ですが通常通り営業いたしております。
                   ―――Bar Le Rentier



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タグ :DEESIDE WATER


Posted by Le Rentier   at 18:24Comments(2)おいしい水

2018年10月06日

東京ラブストーリー

ツクツーン(^^♪

浜松、停電収束しましたか?



カンチ、電池切れちゃったよ。



テレしずで再放送されていた「東京ラブストーリー(1991年)」、
最終回だけ観た・・・。
スープラ、公衆電話、テレホンカード、
丸の内線の古い電車・・・、27年前の東京。

ツクツーン(^^♪

絶妙なタイミングで小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」が
挿入されてツボ。

ツクツーン(^^♪



  

Posted by Le Rentier   at 13:36Comments(0)音 楽ドラマ

2018年10月04日

チャーミーとル・ビルル

巨大な台風24号チャーミーが、東海地方を散らかしまくった置き土産は、平成に
入っての中部電力管内史上、最大規模の大停電だった。

猛威を振るったチャーミーは、復活してきた拙宅のミントを蹂躙し、あぁぁ無残、
もはやペンペン草も生えん様相だ(恐るべし塩害!)。



そうか、季節はミントではないってことだな。
気分一新・・・、



そこで、秋めいた酒・・・、フランス産の林檎と栗を使用して作られたリキュールを
衝動的にジャケ買い。

―――LE BERLOU ル・ビルル。

生産はヴェドレンヌ社。
1919年、フランスのニュイサンジョルジュに誕生し、果実の栽培に適した土地を
生かし、ブルゴーニュ伝統のカシスやフランボワーズ、マール等を生産、高品質な
リキュールを世に送り出してきている。



100%濃縮リンゴ果汁を使用、ヨーロッパ産の栗をプレミアムアルコールに長時間
漬け混み、温かみのある味わいを抽出している。
アタックは林檎の爽やかな酸味が、後から栗のまろやかな風味が広がる。



面白い酒だ。
ル・ビルルで秋の夜長をほっこりするのも乙。

  
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Posted by Le Rentier   at 03:10Comments(0)◆LIQUEUR