2019年09月29日

ゲイジュツとムーンダンサー



9月が去ろうとしているってのに暑いですな。
その9月は、「うまいもの運 大吉」の月・・・。



鰯と鮪が美しく盛り付けられ、美味しゅうございます。
板屋町の「いし川」さん。



こちらにお邪魔するたびに綺麗な器たちに見惚れています。
芸術ですな芸術・・・、ゲイジュツといえば



アクトシティ浜松開館25周年記念オルガンコンサート、である。
パイプオルガン奏者という肉体労働・・・、その貴い 労働 
いや、運動から奏でられる音の芸術。



浜松のために、偉い先生たちが東京からやって来た。
やあ!やあ!やあ!

あたしゃ、テューバのソロを初めて聴いたよ・・・、
独奏曲ムーンダンサー、太っちょの彼が乙。

パイプオルガンのリベルタンゴ連弾は別格。


  

Posted by Le Rentier   at 05:04Comments(0)◆飲み食い備忘録

2019年09月23日

リリース

いわゆるディストピア小説をひとつ読んだ。

若手作家の注目株、古谷田奈月著「リリース(光文社)」



ラディカルな物語である。
生殖と人口をめぐる国家の介入という問題を描いている。

男女同権、同性婚も完璧に整備された平等精神がいきわたり、同性愛が
マジョリティの世界で、異性愛者のテロリストが国営の精子バンク占拠
を画策するという、スリリングな出だしではじまる。




本日は、秋分の日。
祝日ですが通常通り営業いたしております。
Bar Le Rentier




  

Posted by Le Rentier   at 17:38Comments(0)◆乱読観聴備忘録活字中毒

2019年09月21日

とうきゅう

「エリス少年がサッカーの試合中にボールを持って走り出した」から
ラグビーが誕生した(諸説紛々)と学校の先生に教わった。

サッカーは「蹴球」というけど、ラグビーは「闘球」というそうだ。
闘球だに、球!



ラグビーワールドカップ2019 Dグループ オーストラリアvsフィジー。

ゴールライン際での肉弾戦に闘球を垣間見た。
フライングフィジアンズ、イケると思ったけどな。





  

Posted by Le Rentier   at 15:57Comments(0)Football

2019年09月18日

Francis Albert

明日の大事なプレゼンの景気づけにボイラーメーカーを見舞った夜。
朝の6時には新幹線に乗らなくてはならない男が帰ろうとしない。

そんな男に店主は、氷を入れたミキシンググラスにタンカレー・ジンと



ワイルド・ターキー8y.o.を1/2づつ入れステアする。



―――Francis Albert フランシス・アルバート。



そう、マイ・ウェイなカクテルのオンザロックである。





若者の人生は始まったばかりだ・・・、
幕が上がるも、幕が上がらぬも本人次第。

問答無用、だ!

  


Posted by Le Rentier   at 15:02Comments(0)◆WHISKY◆COCKTAIL◆GIN

2019年09月16日

まんぷくヌードル

毎朝の「なつぞら」もいよいよ佳境ですな。
マコプロのオフィスでは、忙しいスタッフが



「まんぷくヌードル」をすするシーンに、ざわついて。




本日は、敬老の日。
祝日ですが通常通り営業いたしております。
Bar Le Rentier




  

Posted by Le Rentier   at 17:35Comments(0)ドラマ

2019年09月14日

健啖家

ある夜、気付くと1時過ぎまで飲んでいた御年74.5歳になられる大先輩。

慌てて帰宅し同日8時に起床ののちゴルフを18ホールプレイされ、夜は夜で
リストランテでピエモンテ生まれのシェフのフルコース料理を堪能した。

は大先輩が愉しんだワイン。


BOUZERON ブーズロン2014。
ロマネ・コンティの共同経営者が手掛け、 その魅力を世界に知らしめた
「金のアリゴテ」、と
ヴォーヌロマネ自然派の雄ビゾ、
Dom. Bizot Vosne Romanée ドメーヌ・ビゾ ヴォーヌ・ロマネ2011。

凄いよねぇ・・・、ゴルフもイタメシもフルコース。

こんなにも健やかによく食べ、よく飲む74.5歳を私は他に知らない。



  

Posted by Le Rentier   at 04:28Comments(0)◆独り言・・・雑感◆CHAMPAGNE-WINE

2019年09月10日

うまいもの運

「うまいもの運 大吉」



先日、古本屋で衝動買いした文庫本に差し込まれていた栞である。
大吉の栞に嬉々としていた翌日、ちょっとした打ち合わせが中央柳通りの
雑居ビル2階で執り行われた。

久々に、女将と大将に迎えられ「うまいもの」にありついた、それは



夢茶寮(浜松市中区千歳町24-1)さんの自家製春巻きとガーリックステーキ。
おお、クラシカルなおもてなしの妙が冴える。

そして、プリップリ浜名湖産スッポンスープが出されると、このお出汁が
ゴイス~ 酒と合う合う。

すると、美味いお出汁が・・・、
美味い雑炊にカスタマイズ。

こういうのが、堪らなくイイ。
夏の疲れが吹っ飛ぶじゃんね!




◆夢茶寮
 浜松市中区千歳町24−1 JUNE−1ビル 2F
 053-458-1088



  
タグ :夢茶寮


Posted by Le Rentier   at 03:33Comments(0)◆飲み食い備忘録

2019年09月09日

緑色のザ・ブリュー

白露。

今日も、暑いですな。
初秋、ですか?
晩夏、ですか?
まだ夏ですか?



冷えた泡が美味いですな。

その昔、二代目・佐治敬三が念願のビール市場参入を果たしたころ
「朝日ジャーナル」の"企業探検"で、「資本金より残業代が多い会社」
と書かれた会社だった。

その会社
が今夏、セブンとコラボして糖質70%オフの泡をつくった。
日常コンビニで酒を買うことなどないが、緑色のザ・ブリューは別。

糖質70%オフって書いてあるのにどうしてこんなにも・・・、
ビールっぽいのか?

不思議である、ちゃんとビールの味がする。



麦、増量

って謳い文句に誘(いざな)われて飲んだら美味いじゃんね。








  


Posted by Le Rentier   at 00:18Comments(0)◆BEER

2019年09月08日

Bruichladdich 20y.o. 3rd Edition

ダブル台風の片方、15号の進路が気になる深夜に客が引けたカウンターで
若い男子が少しの加水で愉しんだアイラモルト。

それは、Bruichladdich 20yo 3rd Edition ブルイックラディ20年
サードエディション・マディラフィニッシュ。



1881年に創業し、幾度もオーナーが変わり紆余曲折を経て、2000年に
ジム・マッキュワン氏の手により復活を果たしたブルイックラディ蒸留所。

2001年に再稼働後、サードエディションとしてバーボン・バレルで20年の熟成を
経た原酒を、マディラワイン樽で5日間だけフィニッシュしボトリングしたもの。

久しぶりに飲んでみた・・・、

色合いは非常に濃い、チェリーやプラムのような味わいが乙。

  

Posted by Le Rentier   at 04:13Comments(0)◆WHISKY

2019年09月06日

夏の終わりと秋の始まり

氷を入れたタンブラーに塩を一つまみ投げ入れ、ドライジンを注ぐ。
素早くスクイズしたグレープフルーツジュースで満たしステアする。




―――車が目的地に着いた時、街はもう淡い藍色の夕闇に覆われていた。夏の終わりを
告げるすらりとした風がビルのあいだを滑り抜けて、通勤帰りの女の子たちのスカート
を揺らせていた。

「羊をめぐる冒険(村上春樹著)」の夏の終わりと秋の始まりの項の冒頭である。


夏の終わりの猛残暑・・・、
暑すぎてエアコンの冷気の前でないと村上春樹の高尚な文章には太刀打ちできない。
そして高尚な文章のお供はソルティドッグ・オールドスタイルである。




しかしいったい神様と何を話せばいいのかな?



  


Posted by Le Rentier   at 16:28Comments(0)◆COCKTAIL◆乱読観聴備忘録活字中毒