2011年06月14日

心が凪ぐ酒

心が凪ぐ酒頭上で
椰子の葉が揺れるレストランのテラスで、遅めの
朝食を摂った後は  
日がな一日、ビーチやプールサイドで過ごす。
日が高くなると周囲のすべてが  
個性を際立たせてくる。  
果実は鮮やかに熟れ原色の花々は艶めかしく香り立つ。


なにもかもが芳醇な中にいるとリキュールの味わいが恋しくなる。  
あのカクテルを美しく華やかに魅せる色合い。  
妖艶であり淫靡であり甘い香味で惑わす酒だ。
潮風には、リキュールが良く似合う。  


これはほんとうだ。  
昼間、ビーチやプールサイドで弛緩していると
身体がしょっぱくなってくる。  
ついには口の中までしょっぱくなる。
そこにリキュールの甘さを流し込むと心地よく満たされる。


70年代か、80年代だったか忘れたが  
オーストラリアのサーファーたちに爆発的な人気を呼んだ
「 サザンカンフォート 」 というリキュールがある。  
バーボンベースにピーチのフレーバーが利いていて
ソーダで割ってカットライムを絞り込むと
当時のサーファーの気持ちがよくわかる。

サザンカンフォート ・ ・ ・ 

「 南の喜び 」 

とは、よく名付けたものだ。

心が凪ぐ酒

◆シシリアン・キッス Sicilian Kiss
    サザンカンフォート 
    アマレット      

◆アラバマ・スラマー Alabama Slammer
    サザンカンフォート 
    アマレット       
    スロージン      
    レモン・ジュース   


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Posted by Le Rentier   at 15:48│Comments(0)◆LIQUEUR
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