2023年11月30日
千姫様とカラフィナのシンフォニア
ずっと昔の物語を聞かせて
東の風に
昨日の景色を見届けたら
時の手を取って
まだ見ない明日へと
「どうする家康」、いよいよフェーズは大坂の陣。
徳川家の娘として波乱の人生を歩んだ戦国時代最後のヒロイン、千姫。
ラスボス女狐淀殿の妹お江と二代将軍徳川秀忠の娘、三代将軍徳川家光の姉、
夏の陣で自害した、豊臣秀頼の正妻である。
炎に包まれ落城していく大坂城から助けられた千姫。
はたして、どう描かれるのか・・・?
その後、本多忠勝の孫、本多忠刻へ再輿入れするも参勤交代で姫路城へ帰った
忠刻は結核で31の若さで病死。
亡くなった日付は、奇しくも大阪城が落城した日と同じ5月7日であった。
それを、淀と秀頼の呪いだという説も・・・、
そんな千姫の人生を象徴するかのように、透き通る三人のボーカル曲、
Kalafina カラフィナ(2008‐2018)の「symphonia シンフォニア」が井伊。
曲のメロディーと歌詞が千姫の波乱に満ちた生涯を物語っているかのようで、
聴きながら彼女の苦悩を思うと、鳥肌が立つ。
その千姫(天樹院)は1666年2月6日に生涯を終える、享年70歳。
おじじ様(享年75歳)同様、忍冬酒を飲んで長生きでありますなぁ。
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