Bar Perch と桃源郷

Le Rentier  

2017年05月12日 02:21

高原の夜の酒盛りは、高原の止まり木へと続く・・・、



Bar Perch バー・パーチ。



東京から清里へ移り住んで7年ほどのバーテンダー、久保田氏が切り盛りする。



5月とはいえ標高1200メートル、清里高原の夜は意外とまだ冷える。
年季の入ったマントルピースの薪がパチパチと爆(は)ぜる音に癒される。

さて、2011年山梨カクテルコンペティション最優秀賞受賞、「 桃源郷 」をいただいた。





―――Do Your best、and it must be first class
                  最善を尽くせ、しかも一流であれ。



とは、今年
生誕120年となった、開拓者ポール・ラッシュ先生の余りにも有名な言葉である。

食後のデザートカクテルにピッタリのカクテル・桃源郷は、ここ清里の人々に
残された開拓者精神にピッタリだ。

はじめに桃と桜の甘さを感じ、カクテルが喉を通り過ぎるとケンタッキー・バーボンの
エライジャ・クレイグ12年の焦げ臭ささが心地よく鼻に抜けていく。
―――イイ、カクテルだ、美味い。



「 桃源郷、パクってもいいですか? 」

「 どうぞっ!是非 」



というわけで「 カクテル・桃源郷 」を浜松に持ち帰った。



―――Do Your best、and it must be first class
                  最善を尽くせ、しかも一流であれ。




◆カクテル・桃源郷
 エライジャ・クレイグ12年・・・・30㎖ 
 フレッシュ・ライム・ジュース・・15㎖
 モナン・ピーチ・F・ピューレ・M・・・10㎖
 トックブランシュ桜・・・・・・・・5㎖
 *シェークしてカクテルグラスへ注ぐ、マラスキーノチェリーを沈める。
 2011年山梨カクテルコンペティション最優秀賞受賞、久保田勇氏作。





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