浜松オーセンティックバー◆◆◆Bar Le Rentier◆◆◆:2011年09月

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2011年09月30日

彼岸花

出勤前の小一時間、軽くJoggingで汗をながす。
稲を干し終えたであろうハサギ（　稲架木　）の脇に
お彼岸はとっくに過ぎたというのに、燃えるような　　
彼岸花が咲き乱れていた。

曼珠沙華あれば必ず鞭打たれ　　　　　　虚子

と、心なき人になぎ倒されることすらあるが
どんなに倒されても地下茎で冬を越す多年草の曼珠沙華は　　
来年のお彼岸に、再び見事な花を咲かせるに違いない。

山口百恵　・　・　・　曼珠沙華
阿木燿子（　作詞　）／宇崎竜童（　作曲　）

Posted by Le　Rentier　　 at 04:29 │Comments(0) │◆歳時記と花鳥風月

2011年09月26日

・　・　・　ランティエ
それは、19世紀末パリの都市文化が産み落とした高等遊民の総称である。

若い時は、仕事に身を砕き、中年以降は世俗を離れ、旅、登山、釣り、
グルメ、オペラ観劇、レース、などそれまで貴族が独占してきた愉しみを
庶民の生活に持ち込み定着させた。

ランティエは西洋だけの独創ではない。

わが国においても　文人墨客（　ぶんじんぼっかく　）　の伝統がある。
西行、兼好、利休、西鶴、芭蕉と　・　・　・
見渡せば西洋に先んじ多くのランティエを排出してきた。

生きるに値する人生とは何か、

Bar Le Rentier　は豊かな幸福の発見、消費文化に消費されない心の拠
として日本の風土、伝統、西洋の美意識を伝承する　「　高貴なる野蛮　」　の
空間たらんことを願っている。

Posted by Le　Rentier　　 at 17:56 │Comments(2) │◆Bar le rentier

2011年09月25日

ジェノサイド

知性と野生の興奮をかき立てられる
創生を思わせる圧倒的な物語

読み始めたら徹夜必至！

【　ジェノサイド　】　高野和明著／角川書店
とある会社社長から拝借　・　・　・　。
第一級のエンターテイメントにつき寝不足中。

本日は、定休日でございます。
またの、ご来店をお待ち致しております。

Bar le rentier

Posted by Le　Rentier　　 at 15:35 │Comments(0) │◆乱読観聴備忘録

2011年09月23日

15号の爪あと

秋晴れの午後

可美公園Ｇでの練習試合を観戦して

帰宅すると
隣のお父さんに　「　瓦がめくれてるゾ　」　と言われ

見ると　「　あああ　・　・　」　自分とこだけでなく
南北に四軒～五軒の家々の　　北側屋根の瓦が
ペラペラとめくれていたり　　飛んでいたり　・　・　・

アッチコッチで　　瓦職人は忙しいそうで

Jogging　にいつものコースを行くと
ToBioメインプールの　　金属製屋根の剥がれた痕が
瘡蓋のように痛々しかった

Posted by Le　Rentier　　 at 18:09 │Comments(0) │◆飲み食い備忘録

2011年09月21日

安心感

酒場の窓からは　　台風15号の雨に煙る街灯

遠くからでも見える　　酒場の灯り
バーは　　街の灯台であれ　・　・　・
あの店は何時でも　　開いている安心感

そんな人の心をホッとさせる　　空気が大切で
バーの本質は　　本来そうでなくてはならない

開いています　・　・　・　Bar le rentier

Posted by Le　Rentier　　 at 18:14 │Comments(0) │◆独り言・・・雑感

2011年09月21日

笑顔が眩しい

ノルウェイ　女子　U－7　・　・　・
眩しい笑顔の彼女たち

ノルウェイは男女ともサッカーの強豪国
ノルウェイに限らず　　女子サッカーの
年代別の育成は　　ヨーロッパでは非常に
しっかりと確立されている　・　・　・

10年後
この子達が　　サッカーが好きならば
それで　　イイ

FOOTBALL FOR HOPE 　　... BUILDS A BETTER FUTURE .

Posted by Le　Rentier　　 at 15:31 │Comments(0) │Football

2011年09月20日

Ardbeg Alligator

ユニークな試みの　　アードベッグが限定で登場

アリゲーター　（　鰐　）　の鱗のように焦げた樽の
表面が黒くゴツゴツした　「　アリゲーター・チャー　」　を
施したオーク樽でねかした原酒と　　ファーストフィルの
バーボン樽で熟成した原酒を　バッティングさせた

コレ　　当初はやり過ぎかなと思っていたが
飲めば飲むほど　味わい高いアードベッグの
魅力が　　次から次へとおとずれる

Posted by Le　Rentier　　 at 16:56 │Comments(0) │◆WHISKY

2011年09月19日

敬老の日

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ニューヨークの
地下鉄で老人が車両に入ってきたとき、遠くに座っていた16歳くらいの身なりの質素な少年が、
自然なそぶりで立ち「どうぞ」とも何とも言わず、黙って車両の隅へ行って立った。
老人もまた「ありがとう」とも何とも言わず、黙って空いた席へ座った。それを見てぼくは息を
のんだ。少年の恩着せがましさのない動作と老人の謙虚な身ごなしの、この当たり前の光景の
中に、社会が人と人のかかわりで成り立っているあかしを感じたのだ。
それから間もなく日本の地下鉄のホームで、70代半ばの和服姿の男が電車を待って並んで
いる列の、一番前に立っている中学生くらいの女性の横へ行き、いきなり杖で女性の脚を
たたき「きみきみ、若いんだからよけなさい」と言った。驚いた女性が列から走り出したあと、
なんとこの老人は彼女がいた列の一番前へ並んだのだった。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊【　9月14日付静岡新聞夕刊抜粋　】