2018年09月30日

大家さんと僕

義母がフォークダンスのお友達に借りたモノを、かみさんが
又借りしてきた。
そいつを、も一つ又借りして拝読す。



「大家さんと僕(矢部太郎著・新潮社)」。

一風変わった大家さんとトホホな芸人の"二人暮らし"に癒された。



  

Posted by Le Rentier   at 03:40Comments(0)◆乱読観聴備忘録漫 画

2018年09月28日

秋風先生、



人生は希望と絶望の繰り返しです。

私なんか、そんなひどい人生でも、大した人生でもないのに、そう思います。
でも、人には想像力があります。
夢見る力があります。
生きる力があります。
明日を、これからを、どんなにひどい今日からだって
夢見ることはできます。

希望を持つのは、その人の自由です。
もう、ダメだと思うか、
いや、行ける、先はきっと明るい
と、思うかは、
その人次第です。
                  ―――秋風 羽織



今朝の、朝ドラの「半分、青い」・・・、

スズメと律君に宛てて、速達で届いた秋風先生(豊川 悦司)の短い手紙に
あたしゃ(まるちゃん風)涙したょ。



もう、駄目だと思うか、
先は、明るいと思うか。



  

Posted by Le Rentier   at 15:06Comments(2)ドラマ

2018年09月25日

ギョロメ女子

秋雨で冷えた午後。

ランチタイムが過ぎたショッピングモールをぶらぶらして、リ〇ガーハットの
長崎ちゃんぽん637円に箸をつける。
白濁したスープに、どうにもこうにも絡まないニンジン、キャベツ、モヤシと
キクラゲと麺。

「・・・、」

そこへ赤い看板のギョロメ女子が微笑んだ。



そうか!
スガキヤの「野菜たっぷり担々麺490円」にすれば良かった・・・。




  

Posted by Le Rentier   at 17:37Comments(0)◆飲み食い備忘録

2018年09月24日

落語怪談えんま寄席

名月や来て見よかしのひたい際       深見自休

【月百姿/月岡芳年(1839年 - 1892年)】

―――中秋。

芋名月に、ぽっかり浮かぶ月。
綺麗に真ん丸に
見えるのは、24日から25日にかけての夜なんだと・・・。



さてさて、

古典落語、その先の話!
「映画なら終やENDのあと、落語だからサゲのあと、気になって
いた事を書いてくれた! 今度高座に掛けてみようかな・・・」と

帯裏には、三遊亭円楽師匠が寄せた絶賛の言葉が踊る。



車浮代さんの著作は「蔦重の教え(飛鳥新社)」を読んでお江戸文化を
堪能したことがある。



そんなおりに「ル・ランティエ遊民文庫」に運び込まれた一冊は、

「落語怪談 えんま寄席(車浮代著/実業之日本社文庫)」。

よくもまあ運び屋さん、こういうの見っけて来るもんだ・・・、
店主のツボだワ・・・、流石、車さん愉快痛快だったよ。



本日は、秋分の日の
振替で祝日ですが、通常通り営業いたしております。
                      ―――ル・ランティエ店主


  
タグ :月百姿


Posted by Le Rentier   at 16:47Comments(0)◆乱読観聴備忘録暦あれこれ活字中毒

2018年09月21日

ザ・ピーコック1996

泊りでの浜松出張だという、茨城県民がカウンターにひとり。
サントリーの木桶仕込1981のグラスを空にして次なる一杯は・・・、

―――アイコンズ・オブ・アラン~ザ・ピーコック1996。
2009年リリース、全世界で6000本限定で販売された。



原酒は蒸溜所創業2年目の1996年のバーボンバレル13樽と
シェリー・ホグスヘッド7樽をバッティング。

アラン島のアラン蒸溜所は、1995年に島で約160年ぶりに復活した。
そう、20年とチョッとしか経過していない、まだまだ新しい蒸溜所だ。



アラン島は、スコットランドの南西に位置するキンタイア半島と本土に
挟まれた、穏やかな内海に位置する。

ここは夏のリゾート地としても有名で、王室の避暑地として利用された事から
ロイヤル・アイランド」の名で呼ばれることもある。

  


Posted by Le Rentier   at 04:42Comments(0)◆WHISKY

2018年09月18日

Ye Olde Cheshire Cheese

―――Ye Olde Cheshire Cheese ジ・オールド・チェシャー・チーズ。




ロンドンがロンディニウムと呼ばれていた紀元200年、ローマ人は現在の
ロンドン中心部を取り囲む城壁、ロンドン・ウォールを築いた。

そのすぐ外に、ロンドン最古のパブ、「ジ・オールド・チェシャー・チーズ」
はある。

13世紀にカルメル会の修道院として使われていたというのが最初の記録だ。
1666年のロンドン大火で建物は焼失するも、気合いで 「Rebuilt 1667」、すぐ
翌年に再建され、ジ・オールド・チェシャー・チーズと名付けられた。




さて、ロンドンの街を独り苦行中(おじ散歩中)の
修行僧・・・?
調査員・・・?
が徘徊しているようだ。

折角なので、チャールズ・ディケンズ、サミュエル・ジョンソン・・・、
古の文豪よろしく、本物で一杯いってほしいものだ。






  

Posted by Le Rentier   at 04:33Comments(0)◆BEER◆独り言・・・雑感

2018年09月13日

Boiler Maker

パンダに詳しいパンダ博士(自称)がやって来た夜に、


【上野動物園で公開された頃のシャンシャン】

パンダ論を語りだしたら、止まらない。
面倒くさい・・・、ので
こういう輩は酔わせて黙らせよう・・・。

そこで、店主はパンダ・ラガーを注いだピルスナーにメーカーズマークを
満たしたショットグラスを放り込んだ。

―――Boiler Maker ボイラーメーカー。



アメリカの発電用ボイラー建設に従事していた作業員が、一発で
酔っ払うために、飲みかけの缶ビールの缶の中にバーボンを入れて
飲んだのが始まりとか・・・?




◆Panda Lager パンダラガー
 元々は中国上海産のビールで、現在はベルギー産の第3カテゴリーのラガービール
 としてライセンス生産されている。330ml/4.5%




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タグ :Boiler Maker


Posted by Le Rentier   at 16:18Comments(2)◆COCKTAIL◆BEER

2018年09月11日

ジャックダニエル・グリーンラベル

勢いで開封してしまったボトル。
日本国内ではとっくに終売しているJDグリーンラベル・・・、

80年代後半、朝までナインボールに興じていたプールバーでテネシーウイスキーと
いえば、ジャックダニエルとジョージディッケル。

ラベルの色は黒と緑が揃い、それが当たり前の風景だった。



グリーンラベルは熟成が弱く、ブラックの規格に満たないものがボトリングされる。
流通量が少なく一定の場所でしか入手できないレアなアイテムだ。

熟成がゆっくりすすむとされる熟成庫の中心付近や、低いフロアーの樽が
選ばれる傾向があるようだ。



2018年現在、ニューヨークやニュージャージーなどアメリカの5州のみで
流通しているという。

  

Posted by Le Rentier   at 04:29Comments(0)◆WHISKY◆絶滅危惧酒

2018年09月06日

聖なる酒

―――14:30、そよぐ風が心地いい。

午後の日差しを避けたスーパーのベンチで、一番搾りを啜るお父さんがいた。
アテは、店内で買い求めたであろうパックの餃子だ。 





夜の酒は、言い訳が多い。
疲れたから。
嫌なことがあったから。
退屈だから。
飲まされたから。
あるいは、嬉しいから。
記念日だから。
そこに酒があるから。

(中略)

夜の酒は、どうしたって、昼の酒の健康で正直で明るいウマさには、
かなわない。
            ―――昼のセント酒・久住昌之著:カンゼン


ベンチのお父さんが、風呂上りかどうかは分らんが・・・。







  

Posted by Le Rentier   at 17:04Comments(0)◆独り言・・・雑感

2018年09月03日

風の谷

台風21号が接近する月曜日。
今朝の朝ドラ「半分、青い」、物語は2010年夏・・・、



―――杉並区風の谷七丁目・・・、

オフィスで「風の音が聞こえん」と言った律の引越し先が・・・、
「風の谷」って、ジブリの三鷹に住んだことがある店主にゃツボぜよ。



  

Posted by Le Rentier   at 15:01Comments(0)ドラマ