2014年09月30日

庄助さん

 ♫小原ぁ~庄助さんっ  
  なんで~身上つぶしたっ  
  朝寝  朝酒  朝湯が大好きでっ
  それで身上つ~ぶしたっ  
  ああもっともだぁ  もっともだっ♪゜・*:.。. .。.:*・♪



秋ふかし隣はなにする人ぞ。
―――長月。
今日も暑い午後、銀行を経由して国道を西に走る。
陣取ったのは舞阪町のラーメン屋のカウンター。



遅めのランチタイム、中スポを広げた隣の席で好々爺に遭遇した。
ふと彼の手元を見遣ると餃子と唐揚げを肴に、よく冷えたであろう
サッポロ黒ラベル中瓶でヨロシク飲っているではないか。


嗚呼、実に羨ましい ・ ・ ・ のだ。


草履履きで白髪に農協のキャップを被り、ベージュのポリ混んニットベストからは
黒いポロシャツの袖が覗いたファッションである。


仕事中の昼休憩で、そそくさと会計を済ませていく忙しいビジネスマンや
現場仕事に戻っていくお兄さんたちのソレとは、あきらかに別種の時間が
好々爺に流れていた。


♫昼酒、昼湯が大好きでぇ~
 ああもっともだぁ もっともだっ♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪





  


2014年09月27日

香母酢

カボス(臭橙、香母酢、学名:Citrus sphaerocarpa)。

ミカン科の常緑広葉樹ユズの近縁種で、枝には鋭い刺がある。
果実は緑色のうちに収穫するが、熟すと黄色くなる。
果肉は黄白色で、多汁であり酸味が強く果汁を搾って食用とする。



静かな深夜の千歳町の路地を歩く。



とあるクラブのママさんから大量に譲られたカボス。
カボスはビタミンCの宝庫。



そのカボスで仕上げたジンリッキーやジン&トニックは
クエン酸たっぷりで、美肌効果抜群のカクテルだ。



ジンリッキーライムも良かけどカボスもね         瑠乱亭絵





  

Posted by Le Rentier   at 17:44Comments(0)◆COCKTAIL

2014年09月26日

ラピュータ

そのワインは、世田谷のオルガニストから届けられた飲んだくれアイテムである。



―――Laputaラピュータ。


南アルプスの
天空から見渡す、アグリ飯野のベリーエー100%を収穫翌日から仕込みました。
新月の夜から収穫し、満月日から瓶・オーク樽詰めと月齢を守り、造りあげました。
贅沢な
セニエによりベリーはバラ香へと育ち、口の中でダークチョコレートに変わります。
女性に好まれる「 愛ある大人の赤 」が表現できました。


と、 裏ラベルには気になる講釈が記されている。
2015年の建設を目指している、発展途上の作り手、完成すればおそらく
日本で一番小さなワイナリーとなるのだろう。
ドメーヌ・ヒデの渾身の一本。



宮崎駿の作詞に久石讓が曲をつけた「 君をのせて 」が聴こえて来そうだ。


【 井上あずみ/君をのせて/1986年 】



ベリーA100%も100いいねぇ          瑠乱亭絵



  
タグ :Laputa2013


Posted by Le Rentier   at 14:34Comments(0)◆CHAMPAGNE-WINE漫 画

2014年09月23日

食堂のめし

そうそう、食堂とはこういうものなのだ。

めし(小)     ¥140
みそ汁@86×2     ¥172
釜揚げしらす丼     ¥518
小松菜うす揚げ炒め煮¥108
牛すき煮         ¥270
大学いも         ¥108
肉団子パプリカ甘酢  ¥216
揚出し豆腐        ¥162
合 計           ¥1694

初めて、ここでめしを喰らった。



―――西伊場食堂。



ちょいと感動!
昔、生地問屋やポルノ映画館が寄り添っていた旭町には
こんな感じのコンセプトの飯屋があったのを思い出す。

美食家、グルマン先生ならばどれほど箸がすすむのか。
是非あの画伯に大学いもとかスケッチ
してもらいたいねぇ ・ ・ ・ 。







―――秋分の日。
本日は、祝日ですが通常通り営業致しております。
Bar Le Rentier




   

Posted by Le Rentier   at 18:44Comments(0)◆飲み食い備忘録

2014年09月21日

ふり向くな君は美しい

うつ向くなよ ふり向くなよ
君は美しい
戦いに敗れても 君は美しい~♪





第93回全国高校サッカー選手権大会。
9月13日から始まった静岡県予選、2回戦から登場のゲームを観戦した。



長閑な湖西路を走り、たどり着いた会場は湖西吉美グラウンド。
豊田章一郎翁はこんなに素晴らしいグラウンドをこしらえていた。



久しぶりに早起きをした水商売のオヤジには、チョイとキツい
トロけそうな日差しだったが、勝利という結果が付いてきたので
満足である。

―――4‐1沼津高専。





本日は、定休日でございます。
またの、ご来店をお待ち致しております。

Bar le rentier
  

Posted by Le Rentier   at 20:29Comments(0)Football

2014年09月17日

SOLAN DE CABRAS



地表に降った雨水が、
遙か400年の時を経て、限りなくピュアな水が泉に湧きあがる。
遠い昔ローマ時代から、この水の治癒力を求め、数多くの王族が
訪れたと伝えられてる。


―――SOLAN DE CABRASソラン・デ・カブラス。


スペインのベテタ(クエンカ)にある源泉から採水された、純粋で口当たりが
やわらかい上品なナチュラルミネラルウォーターである。


25時のラストオーダー、いささか飲み過ぎたのであろう40歳のグラスにその液体が注がれる。




銀河系軍団を支える水が、彼の明日の活力になることを願おう。





  
タグ :SOLAN DE CABRAS


Posted by Le Rentier   at 02:46Comments(0)おいしい水

2014年09月15日

T.C.無料の日


65歳以上は、テーブルチャージ540円が無料の日。


社団法人全国有料老人ホーム協会が主催する「シルバー川柳」より抜粋。




味のある字とほめられた手の震え          新潟県70才女性

混浴は足湯だったと友ぼやき             東京都80歳男性

万歩計歩数のびるが距離のびず           山口県65歳男性

居れば邪魔出かけりゃ事故かと気をもませ     北海道77歳女性

老後にと残した夢も夢のまま             奈良県68歳男性




お年寄りが詠んだ「 シルバー川柳 」がブラックすぎる。




敬老の日―――。
本日は、祝日ですが営業致しております。

Bar le rentier



  

Posted by Le Rentier   at 17:25Comments(0)◆独り言・・・雑感

2014年09月14日

マウンティング女子

facebook に独身女子同士で行った、旅行写真をアップしたら、
既婚友達から

「 いいな~〇〇は楽しそうで。私なんて旦那と子どもの世話に追われているよ 」

とのコメントが ・ ・ ・ 。
さりげなく、結婚の幸せさをアピール ・ ・ ・ された。(29歳/事務)



友人が女子会をしようと誘ってきました。そこで
「 もう彼氏と別れようかな 」と言い出したので、理由を聞いたら、

「 彼ってものすごく優しいし、どんなわがままでも聞いてくれるんだけど、
何か刺激が足りないのよね~ 」

と相談に見せかけた自慢を聞かされた。
彼氏いない歴5年の私へのあてつけか!(28歳/メーカー)



信用金庫のエントランス横に大量に山積みされた情報誌の



ためになる記事に思わず笑ってしまった昼下がりである。







「マウンティング女子度」チェックはコチラ





  


Posted by Le Rentier   at 04:37Comments(0)◆独り言・・・雑感

2014年09月10日

Broadway Thirst



メキシコで
マゲイと呼ばれる竜舌蘭の一種から作られるテキーラは山火事が、
生み出したといっても過言ではない。


山火事で
真っ黒に焼け焦げたマゲイから流れ出たチョコレートのような液体が、
とても良い香りだったので、これを使って酒を作ったのがテキーラの
始まりだと伝えられている。


「 テキーラベースで柑橘系で優しい感じのカクテルを 」


ここ数日は
飲み過ぎだという、専らグレンモーレンジ一辺倒の会社役員さんの、
珍しいオーダーである。
そんな、マルガリータ好きの彼につくったのは ・ ・ ・


「 ブロードウェイサースト 」


気持ち高ぶる情熱的なオレンジ色の色彩は、まるでニューヨークの大通り、
ブロードウェイのネオンを思わせる。


秋風吹く白露の夜、そんな夢のような一杯を ・ ・ ・ 。


◆ブロードウェイサースト
 テキーラ
 オレンジジュース
 レモンジュース
 砂糖         
 *シェークしてカクテルグラスへ注ぐ。



  
タグ :Broadway Thirst


Posted by Le Rentier   at 16:39Comments(2)◆COCKTAIL◆TEQUILA

2014年09月03日

じゃーじーず

二百十日(にひゃくとうか)
雨があがり、日差しが戻ってきた午後、北の大地の旧友から便りが届いた。


それは、厳しい残暑の中での「 北海道マラソン撃沈 」と
走るバーテンダー、中河さんのPROOFでの「 じゃーじーずないと 」の
報告だった。







―――嫌なことがあると、自然といつものBARへ足が向く。
少し強めの酒をオーダーし、黙っていると
「 どうかなさいました? 」とバーテンダー。
待ってましたとばかりに、仕事の愚痴を話し出す。
彼はそれをじっと聞いてくれる。
「 大変ですよね 」。
そのひと言で十分。
二杯目を口にする頃には、いつもの他愛のない会話に戻っている。
店を出れば、またあの世界に帰っていく。
でも心はすっかり軽くなっているはずだ。
          

【 BARやまざきの系譜/エイチエス株式会社/2013年 】より


雪の無い季節が、わずかな北海道を満喫して走ったランナーたちの至福の酒。
その美味さは、そこでしか味わえない。
ススキノに木枯らしが吹く頃、ここ浜松はようやく紅葉だろう。






  
タグ :PROOF


Posted by Le Rentier   at 02:38Comments(0)◆独り言・・・雑感