2014年09月03日
じゃーじーず
二百十日(にひゃくとうか)の
雨があがり、日差しが戻ってきた午後、北の大地の旧友から便りが届いた。
それは、厳しい残暑の中での「 北海道マラソン撃沈 」と
走るバーテンダー、中河さんのPROOFでの「 じゃーじーずないと 」の
報告だった。
―――嫌なことがあると、自然といつものBARへ足が向く。
少し強めの酒をオーダーし、黙っていると
「 どうかなさいました? 」とバーテンダー。
待ってましたとばかりに、仕事の愚痴を話し出す。
彼はそれをじっと聞いてくれる。
「 大変ですよね 」。
そのひと言で十分。
二杯目を口にする頃には、いつもの他愛のない会話に戻っている。
店を出れば、またあの世界に帰っていく。
でも心はすっかり軽くなっているはずだ。
【 BARやまざきの系譜/エイチエス株式会社/2013年 】より
雪の無い季節が、わずかな北海道を満喫して走ったランナーたちの至福の酒。
その美味さは、そこでしか味わえない。
ススキノに木枯らしが吹く頃、ここ浜松はようやく紅葉だろう。
雨があがり、日差しが戻ってきた午後、北の大地の旧友から便りが届いた。
それは、厳しい残暑の中での「 北海道マラソン撃沈 」と
走るバーテンダー、中河さんのPROOFでの「 じゃーじーずないと 」の
報告だった。
―――嫌なことがあると、自然といつものBARへ足が向く。
少し強めの酒をオーダーし、黙っていると
「 どうかなさいました? 」とバーテンダー。
待ってましたとばかりに、仕事の愚痴を話し出す。
彼はそれをじっと聞いてくれる。
「 大変ですよね 」。
そのひと言で十分。
二杯目を口にする頃には、いつもの他愛のない会話に戻っている。
店を出れば、またあの世界に帰っていく。
でも心はすっかり軽くなっているはずだ。
【 BARやまざきの系譜/エイチエス株式会社/2013年 】より
雪の無い季節が、わずかな北海道を満喫して走ったランナーたちの至福の酒。
その美味さは、そこでしか味わえない。
ススキノに木枯らしが吹く頃、ここ浜松はようやく紅葉だろう。
Posted by Le Rentier at 02:38│Comments(0)
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