2023年04月27日

春雷 SHUNRAI

―――GW。
春の大型連休(おおがたれんきゅう)、黄金週間(おうごんしゅうかん)ともいう。
元々は1951年に日本の映画会社が集客目的で作成した宣伝用語。




さて、2023年のGWを前に物凄い風雨で、雷鳴が轟いた地域も
あったようですな。

そんな夜に、飲み疲れたオトコにバーテンダーがシェークした
カクテルは春の雷・・・、



春雷(しゅんらい)。



◆春雷
 ウオッカ・・・・・・1/3
 梅酒・・・・・・・・1/3
 クランベリーJ・・・1/3
 カルピス・・・・・・1tsp
 ライムピール



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Posted by Le Rentier   at 03:22Comments(0)◆COCKTAIL◆歳時記と花鳥風月

2023年04月24日

リノベーション

リフォームは「現状復旧」、リノベーションは「価値の追加」
として使い分けられている。




想いを形に。
愛着のある家具と末永く。



拙宅の30年物カリモク家具


そのダイニングチェアーが、新橋町のジェイクラフトさんで張替え手術を
終えて戻ってきた。

 ☞
いやはや、見違えるほどに美しく生まれ変わりましたなぁ。


さて、4月24日は朝ドラ・らんまんの牧野博士の誕生日だそうだ。



然らば、マキノ・ジンで祝うじゃき!





  

2023年04月21日

XYZM

黒くて、どデカい蜂がブンブブ~ンと飛んでいる・・・、





―――21:30。

「頭をスッキリさせたいんで、タマにはカクテルでも飲もうかな」



バーテンダーは頷いて素早くシェイクする。
そうして、グラスに注がれたのは XYZ・・・、

やがて、ピスコのハイボールを挟んでウイスキーの M をロックで
サーブするとスッキリさせたい頭が傾奇きだした。



―――かぶき者。

「傾奇者」と書く

「傾く」とは、異風の姿形を好み
異様な振る舞いや突飛な行動を
愛することをいう。


  

Posted by Le Rentier   at 14:21Comments(0)◆WHISKY◆BRANDY◆COCKTAIL

2023年04月14日

畑仕事は瞑想である

デイサービスへ母を送っていくと、いつも優しく世話をしてくれる
お兄さんが丸坊主になっていた。

老 母 「何だね、その頭は?」
息 子 「何か悪いことした?」
兄さん「いや~、そういう訳じゃ~」

訊けば、今週末ウルトラマラソンに出場するという。





さて、農家バーテンダー・・・、畑仕事の真髄の日。
茄子と胡瓜を定植して、オクラの種蒔きに汗をかく。





庭(畑)仕事は瞑想である。       ―――ヘルマン・ヘッセ(1877~1962)

  

Posted by Le Rentier   at 15:39Comments(0)◆独り言・・・雑感Farmeing

2023年04月13日

カンパリソーダといちご泥棒

ローマ ⇒ ナポリ ⇒ カプリ ⇒ フィレンツェ ⇒ サン・ジミニャーノ ・・・、

と旅をしたのはイタリア通貨がリラだった30年以上も昔のこと。
日本に帰る日、ミラノ・マルペンサ空港の待合室でカンパリソーダを
飲みながら、W杯アメリカ大会のTV中継を眺めていると・・・、

「ハ~イ! ニッポンも今度は一緒に(W杯)行こうぜ!」

とフランス人に声をかけられた。



さて、興味本位でイタリアワインを飲みだした頃に、イタめし屋(死語?)で



我儘を言って、取り寄せていただき譲ってもらったワイン地図。



それが経年変化で色が剥がれて役目を終えたので、William Morris の



「いちご泥棒」
のオックス生地を額装し直した。



―――1994 FIFA World Cup アメリカ大会。

ドーピング検査でマラドーナが大会を去り、決勝ではロベルト・バッジオが
PKを外すなど、陽炎が揺らめく暑い大会であった。


  

2023年04月07日

ぼん。

♫パセリ セージ ローズマリー アンド タ~イム♪



サイモン&ガーファンクルのスカボロー・フェア Scarborough Fair の
メロディが聴こえてきそうな園芸店での出会いである。



まさに、庭仕事の神髄の季節到来である。
植中毒の農家バーテンダーにとって心浮き立つ日々でありますな。



♫パセリ セージ ローズマリー アンド タ~イム♪



これらには花言葉がある。
その花言葉に秘められた想いを想像してみると

パセリ・・・、消化の助けになり、苦味を消すと言われており、中世の
医者はこれを霊的な意味として捉えてきた。

セイジ・・・、何千年もの耐久力の象徴。

ローズマリー・・・、貞節、愛、想い出を表し、現在でも英国や欧州の
国々では花嫁の髪に小枝を挿す風習がある。

タイム・・・、度胸、覚悟の象徴で、騎士達は戦いに赴く際に盾に
タイムの像を付けた。



そう、スカボロー・フェア Scarborough Fair は失恋の曲ではなく悲恋の
詩で、中世の時代から近現代にかけて人類が明け暮れた戦争世界への風刺
であり、反戦歌であった。



パセリは、突然来た召集令状が契りを交わした男女間の重苦しさを
和らげて欲しい、これは悪夢であって欲しいと願い・・・、

セイジは、これからの苦しい期間をお互いに耐えようと誓い・・・、

ローズマリーは、離ればなれの期間のお互いの貞節、不滅の愛を誓い
つかの間に愛し合った想い出を忘れないよう約束し・・・、

タイムは、出征の覚悟、黙って見送る覚悟を表している。



♫パセリ セージ ローズマリー アンド タ~イム♪



一方、朝ドラ「らんまん」では、パックス徳川の世の終焉に
ディーン・フジオカ坂本竜馬は言う。
     


誰に命じられたことじゃぁない。
おのれ自信が決めてここにおるがじゃ。
おまんも望むものになれるがやき。

と。

  


2023年04月05日

酒井忠次



「しがらみよりも実をとれ」

これは桶狭間で今川義元が討たれた後、筆頭家老酒井忠次の
元康への助言である。



―――酒井左衛門尉忠次。

徳川家臣団の重鎮、酒井といえば「海老すくい」という踊りが
得意だったという。
おそらく酒宴などでの余興として、左衛門尉の特技だったのだろう。



さてもさても、その海老すくいを忍冬酒を使ってホットカクテルに
仕上げる候。



手振りよく
おどる酒井の
えびす舞い



#OPEN 18:30-24:30(LO.23:30)Irregular holidays


  


Posted by Le Rentier   at 00:48Comments(2)◆LIQUEUR◆COCKTAIL◆乱読観聴備忘録ドラマ忍冬酒

2023年04月04日

ミッドナイトスワン

凪沙(草彅剛)の演技に魅せられたミッドナイトスワン(2020年公開)。



今の世の中、性別、国籍、血液型、病気、人種、学歴、出身地、
キャリア、家族構成、収入など様々な所で差別化が当たり前
になっている社会である。

そして差別化があるように、LGBTQや育児放棄、貧困、体罰
などの社会の問題があるのも事実だ。

今作はその中の、LGBTQと育児放棄を社会問題を大きく扱った
作品である。


「アタシは怖い?」
「アタシ気持ち悪い?」
「アンタなんかに一生分からない」


凪沙(草彅剛)のオネエ言葉が秀逸であった。



#OPEN 18:30-24:30(LO.23:30)Irregular holidays

  

Posted by Le Rentier   at 02:16Comments(0)◆乱読観聴備忘録映 画

2023年04月01日

庭仕事の神髄

今年の桜は今週末で、ほぼ見納めかな・・・、



「庭仕事の真髄/スー・スチュアート・スミス著, 和田佐規子訳/築地書館」

原書のタイトルは「The Well Gardened Mind」。
「真」と「髄」、どこにあるのか分からない訳であった。

それでも、土いじりは気持ちがイイ・・・、
朝ドラのらんまん、いよいよ始まりますな。





  

Posted by Le Rentier   at 04:12Comments(2)◆乱読観聴備忘録活字中毒