2012年02月27日

IMPERIAL1995



1897年のダイアモンド・ジュビリー( ヴィクトリア女王在位60年 )
を記念してインペリアルの名のもとにダルユーインの
ウィリアム・マッケンジーの息子、トーマスが創設した。

20世紀には、操業停止と再開を幾度となく繰り返し
2005年にペルノ・リカールに買収された。
現在シーバス・ブラザーズに管理されている。







スコッチウイスキーとは、私にとって、
いわゆる躾( しつけ )の一つだった。            ―――ジョン・ラモンド





  

Posted by Le Rentier   at 23:03Comments(0)◆WHISKY

2012年02月26日

350円で・・・

◆相棒‐劇場版Ⅱ‐警視庁占拠!特命係の一番長い夜
◆20世紀少年‐第1章‐終わりの始まり
◆20世紀少年‐第2章‐最後の希望
◆20世紀少年‐最終章‐ぼくらの旗
◆GANTZ
◆2012
◆パイレーツ・オブ・カリビアン生命の泉



我が家の1WEEK分の娯楽である。



GEO浜松舞阪店売場大幅リニューアル!
レンタルDVD50円に誘われて、借りてきた。


今夜は、
相棒の小野田官房長が、死んじゃった理由が明らかになった。




「 回転寿司シーン 」が永遠のものになってしまった。






本日は、定休日でございます。
またの、ご来店をお待ちいたしております。

Bar le rentier

  

Posted by Le Rentier   at 23:44Comments(0)映 画

2012年02月24日

柿の種

棄てた一粒の柿の種
生えるも生えぬも
甘いも渋いも
畑のよしあし


【寺田寅彦著/岩波文庫1996年】



物理学者の寺田寅彦が亡くなったのは1935(昭和10)年であった。

その後の60年ばかりの間に、科学は驚くほどの進歩をした。

今やエレクトロニクスやインターネットは、日常に溢れて
へばりつきあの頃、湯川秀樹が発見した原子核に働く力は
原爆や原発として人類の命運を握るかのように聳えている。

こん畜生である。



哲学も科学も寒き嚔哉

嚔(くさめ)かな、と
寺田のようにヘックションと吹き飛ばしたい。

そうなふうに思い及ぶ。



  

Posted by Le Rentier   at 22:32Comments(0)◆乱読観聴備忘録

2012年02月22日

Calimocho


―――カリモーチョ!!

最近は、お酒をあまり飲まなくなった若い男子女子たちに向けて
昨年の夏頃に、一部で流行りだしていたカクテルである。
ちょっとした女子会などの席で、もてはやされているらしい。



それは、開けてみたら残念な味の赤ワインを救済するカクテル?
飲み残しの赤ワインをコカ・コーラで割ったイカニモなカクテルだ。

しかし、あのTOYOTAがドラえもんCM(アレ好きだな)で
頑張っている時代に、酒が苦手な人でも馴染みやすい甘めの
味はアリなのだろう。
キティ・ハイボール(赤ワイン+ジンジャーエール)ってのが
昔からあるくらいだから・・・、

赤ワインとコカ・コーラの比率は
1対1でも、1対2でも、2対1でも好きなように飲っちゃって。

情熱の国スペインはバスクが発祥のカクテル。

カリモーチョ!!

春、お酒に馴れていない新社会人は、こういうのからかな・・・。



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Posted by Le Rentier   at 23:51Comments(0)◆COCKTAIL

2012年02月20日

Breaking

ハーレム・ノクターン、
テンダリー、
ムーン・リバー、
スター・ダスト―――

月曜日 ・ ・ ・ 静かな宵を、美しく彩る
香り高いバーボンウイスキーのようなサックスの響き。

サム・テイラー。



Breaking Web Trends! at bar le rentier …




  

Posted by Le Rentier   at 22:09Comments(0)◆独り言・・・雑感

2012年02月19日

雨水

雨水



雪や氷が解けるスピードを上げ始めた。

穏やかな日の中に、
咲いたばかりの梅の花を見つけたと思ったら次の日は大雪。

暖かさと寒さを繰り返しながら、一歩一歩春の懐へと近づいていく。
雪に変わって雨が降り大地を潤す季節。




長閑さや障子の穴に梅見えて        子規




本日は、定休日でございます。
またの、ご来店をお待ちいたしております。

Bar le rentier


  

Posted by Le Rentier   at 19:07Comments(0)暦あれこれ

2012年02月19日

Miyaichiiiiiiiiiiii!

宮市、FAカップでイングランド初ゴール!

「 ベンゲル、どうだ!! 」って感じじゃん。



アイスランド戦での代表初召集 ・ ・ ・
地元豊田スタジアムでの彼の躍動が楽しみだねぇ!

アーセナルに戻る前に、他のクラブがお買い上げぇ?






  

Posted by Le Rentier   at 03:36Comments(0)Football

2012年02月16日

旭日

社会の縮図―――
何十年とバーならではの異空間を使いこなしてきた。
その果てに、緊張と無縁の心地よさを楽しむ己れ自身が残る。

ダイキリにしようか、マルガリータにしようかと
迷い今宵の始まりに選んだカクテルは



「ライジング・サン・・・、」

阿吽の呼吸で面倒を見てくれるバーテンダーと
その世話を受ける客。
いいバーとの付き合いは人生の可能性を広げてくれるはずである。

ご自分のボトル、ロイヤル・ハウスホールドをダブルの量で
流し入れた彼女は、時間通りに到着したタクシーに乗り込んだ。

いってらっしゃいませ。



  

Posted by Le Rentier   at 23:00Comments(0)◆COCKTAIL◆独り言・・・雑感

2012年02月14日

ジャパニーズウイスキー今昔


【THE WHISKY/新潮文庫/1985年】
美味しんぼ・第70巻/小学館/1999年



その昔、日本の酒税法のカラクリは今冷静になって考えると
日本の酒造会社が食べていくためとはいえ、滑稽であった。
「20%が本物、80%はなんでもよい」そんな時代にそれらが
ウイスキーだと思って飲んできた日本のお父さんたち・・・、



実際そのお父さんたちは、その酒を飲みつつ高度経済成長を支えてきた。
今、我々が普通にマッカランやザ・グレンリベットをカウンターに並べて
飲める自分たちは恵まれているかもしれない。



【間違いだらけのウイスキー選び/三一書房/1977年】
【ジャパニーズウイスキー(とんぼ本)/新潮社/2010年】





「本物の純粋のスコッチウイスキーは、典雅で繊細、かつ力があって、
真に生命の水と呼べるものだ。日本のウイスキー会社も、一層の努力
をして、生命の水を追求してもらいたいものだ。」

美味しんぼの海原雄山の言葉である。

カウンターに立つ我々は、間違いの無い酒を普通に提供しなくてはならない。
本当の意味での「何も足さない、何も引かない」の言葉通りに―――



  

Posted by Le Rentier   at 18:16Comments(0)◆WHISKY

2012年02月13日

Spring Feeling

数年間の熟成を経て得られるシャルトリューズの高貴な香り。



そのシャルトリューズが香るスタンダードカクテルのアラスカは
1920年、ロンドンのザ・サヴォイ・ホテルの名バーテンダー、
ハリー・クラドック氏が考案した。

アメリカのバーで修行中にこのレシピが閃いたという。
シャルトリューズ・ジョーヌ(黄色)をヴェール(緑色)に
かえると、「グリーン・アラスカ」になる。

立春 七十二候 次候 第二候

倉庚鳴く(うぐいす、なく)まだ寒さは厳しいが、
黄鶯(こうおう・うぐいす)が山里で声美しく鳴きはじめる時季。

冷たい雨が降り出した夜に春が恋しく、春を彷彿するカクテルを・・・、 
のオーダーに、鶯色のカクテルをと思ったが、薄緑色のグリーンアラスカに
レモンジュースを足して「スプリング・フィーリング」に仕上げる。



◆Spring Feeling
  ドライ・ジン
  シャルトリューズ・ヴェール
  レモンジュース
  *シェークしてカクテルグラスへ注ぐ。

◆Alaska
  ドライ・ジン
  シャルトリューズ・ジョーヌ 
  *ステアまたはシェークしてカクテルグラスへ注ぐ。




  

Posted by Le Rentier   at 20:08Comments(0)◆LIQUEUR◆COCKTAIL