› 浜松オーセンティックバー◆◆◆Bar Le Rentier◆◆◆ › 2012年08月
2012年08月31日
ガージェリー3兄弟
明日お待ちかねの人も、お待ちかねで無い人も
9月1日(土)、壜内熟成ビールのGARGERY23から新登場。
「 GARGERY23 Xale(ガージェリー・トゥースリー・エックスエール) 」
とうとう3兄弟が揃いぶみ。
GARGERYでは
初めての*ドライホッピング技法*を使ったエールタイプのビール。
エール酵母由来のフルーティーな香りと、スタウト並みに配合した通常使用の
ドイツ産ノーザンブルワー種ホップに加え、*ドライホッピング*された
ヘルスブルッカー種ホップの圧倒的な存在感が大きな特徴。
【 GARGERY23 Xale(ガージェリー・トゥースリー・エックスエール)5.5%・330ml
◆原材料/麦芽(大麦麦芽、小麦麦芽)・ホップ◆製 法/上面発酵・長期壜内熟成・無濾過(生きた酵母入り) 】
*ドライホッピング*最初の発酵段階でホップをビールに投入し、ホップのアロマを加える方法。 麦汁の過剰なたんぱく質を沈殿・分離させ、ビールを清く澄んだものにする。
2012年08月30日
カウンターの中から見えた「出世酒」の法則
【 カウンターの中から見えた「出世酒」の法則/講談社+a新書/古澤孝之著 】
かつては、
バーの使い方や酒の飲み方、公共の場での立ち居振舞いなどは上司が部下に、
先輩が後輩に啓蒙したものだが、最近はほとんど見かけない。
上司は部下を誘いづらい環境となり、部下は自分の時間を
大切にし過ぎて、粋な大人遊びに触れるチャンスを失っている。
―――そう、酒というのは
それぞれ酒の席での立ち居振る舞いで人の「 器量 」がためされてしまう。
“カウンターの中から見えた「出世酒」の法則”
リーガロイヤルホテル大阪、現役バーテンダーならではの言葉が満載。
どうせなら、男も女も「 酒活(さけかつ) 」で出世してもらいたい。
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Posted by Le Rentier at
00:20
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2012年08月29日
鉄砲百合
―――西日を背中に浴びて農道を走る。
8月が終わろうとしている耕作放棄された畑に、沢山の鉄砲百合が咲いていた。
蒸し暑い季節に部屋の中で、この花のさわやかな香りをかぐと、
そよ風が吹いたような感じがする。
なんとも気持ちのいい、清々しい香りがするものだ。
好きな花は数あるが、香りで選ぶならまずは「 ユリ 」でしょうか。
このテッポウユリ、海外では「 イースター・リリー 」と呼ばれ、
宗教行事には欠かせない花だそう。
日本の九州以南と台湾の北部が原産地で、日本から毎年1000万個もの球根が
海外に輸出されているのだとか。
言われてみれば宗教画には白百合がつきもの。
確か、マリアの純潔の象徴だったような ・ ・ ・ 。
白百合のかぶりふる時風かをる 子規
8月が終わろうとしている耕作放棄された畑に、沢山の鉄砲百合が咲いていた。
蒸し暑い季節に部屋の中で、この花のさわやかな香りをかぐと、
そよ風が吹いたような感じがする。
なんとも気持ちのいい、清々しい香りがするものだ。
好きな花は数あるが、香りで選ぶならまずは「 ユリ 」でしょうか。
このテッポウユリ、海外では「 イースター・リリー 」と呼ばれ、
宗教行事には欠かせない花だそう。
日本の九州以南と台湾の北部が原産地で、日本から毎年1000万個もの球根が
海外に輸出されているのだとか。
言われてみれば宗教画には白百合がつきもの。
確か、マリアの純潔の象徴だったような ・ ・ ・ 。
白百合のかぶりふる時風かをる 子規
2012年08月26日
Shinji KAGAWA
香川 本拠地開幕戦で、いきなりゴール!
Manchester Utd 3-2 Fulham
ヤッパリ、持ってるねぇ ・ ・ ・ 。
さて、今夜はヤングなでしこだ。
本日は、定休日でございます。
またの、ご来店をお待ちいたしております。
Bar le rentier
2012年08月26日
滑らかな
―――イタリアでの話。
ディカーシオは近所の小さな蒸留所に勤務していた。
「 一寸待って、昨日と同じじゃない 」
「 だって、同じ人だから仕方ないよ 」
知り合いの女性オッライヤが乳飲み子を抱えて、出戻って来ました。
そして、ビアンコ・ガンドーレのために造った Opal Nera・ Black Sambuca の話を
聞きつけて、自分の赤ん坊のためにリキュールを作ってくれないかとの依頼に訪れます。
話を聞くと離婚のショックでお乳が出なくなって困っているとのこと。
ディカーシオは、母乳のことは分からないと断ったところ、いきなり彼の手を
自分の胸元に差し入れ、懇願するのでした。
そんなオッライヤの必死の頼みに応えるべく調べたところ「 アニス 」に母乳の分泌を
促進する効果があることが分かり、さっそくブラック・サンブーカに加えてみました。
そして、さらに飲みやすくするためにクリーム・リキュールを混ぜたカクテルを
オッライヤに飲ませてみた。
次の日、
オッライアがディカーシのもとを訪れ、ディカーシオの手を自分の胸元につっ込せた。
すると、「 Oh!スリッパリー・ニップル! 」と叫んだ。
その日から、ブラック・サンブーカとクリーム・リキュールのカクテルは、
スリッパリー・ニップルと呼ばれている。
クリーム系で甘い酒が好きだという、花火見物帰りで浴衣が似合う彼女。
アブサン・クリームとスリッパリー・ニップルをあっという間に飲み干し、
サンダルをカランコロン鳴らして帰って行った。
◆Slippery nipple
Opal Nera Black Sambuca
Baileys Original Irish Cream オールドファッションドグラスへ注ぐ。
2012年08月23日
Sur lies(シュール・リ―)とスーパー少女たち
―――2011オルキデア・シュール・リー。
【 2011 INURRIETA Orchidea sur lies
生産者/ボデガ・イヌリエータ/スペイン・ナバラ
葡萄品種/ソーヴィニヨンブラン/750ml 】
温度管理されたステンレスタンクで、ゆっくりと発酵した輝きの
あるグリーンがかった麦わら色。
複雑で強いフローラルなアロマは、次第にパッションフルーツ、
ライム、パイナップルなどの熟したトロピカルフルーツへと変わる。
奥から熟した果実のアロマが絶え間なく続き、広がるアタックと
バランスのよい爽やかな酸味が支える。
昨夜のFIFA U-20 Women’s World Cup Japan 2012
対ニュージーランド戦。
ロンドン五輪銀メダル、女バルサの妹たち ・ ・ ・
若きなでしこイレブンが魅せた0‐2から追いつく粘り強いサッカーに、
スペインのようなパスサッカーを見た気がした。
【 仲田歩夢/INAC神戸レオネッサ 】
彼女たちの
プレーを眺める時、スーパー少女プロジェクトや特別指定選手制度が
どことなく大事な白ワインを、大切に大切に発酵させ育てる
「 シュール・リー製法 」に似ているなと思った。
「 オルキデア 」とは
スペイン語で蘭の花をいう、昨夜のヤングなでしこたちの躍動が
蘭の花のようだというと言い過ぎだろうか。
【 2011 INURRIETA Orchidea sur lies
生産者/ボデガ・イヌリエータ/スペイン・ナバラ
葡萄品種/ソーヴィニヨンブラン/750ml 】
温度管理されたステンレスタンクで、ゆっくりと発酵した輝きの
あるグリーンがかった麦わら色。
複雑で強いフローラルなアロマは、次第にパッションフルーツ、
ライム、パイナップルなどの熟したトロピカルフルーツへと変わる。
奥から熟した果実のアロマが絶え間なく続き、広がるアタックと
バランスのよい爽やかな酸味が支える。
昨夜のFIFA U-20 Women’s World Cup Japan 2012
対ニュージーランド戦。
ロンドン五輪銀メダル、女バルサの妹たち ・ ・ ・
若きなでしこイレブンが魅せた0‐2から追いつく粘り強いサッカーに、
スペインのようなパスサッカーを見た気がした。
【 仲田歩夢/INAC神戸レオネッサ 】
彼女たちの
プレーを眺める時、スーパー少女プロジェクトや特別指定選手制度が
どことなく大事な白ワインを、大切に大切に発酵させ育てる
「 シュール・リー製法 」に似ているなと思った。
「 オルキデア 」とは
スペイン語で蘭の花をいう、昨夜のヤングなでしこたちの躍動が
蘭の花のようだというと言い過ぎだろうか。
2012年08月21日
20年
酒の品揃え、空間作り、バーテンダー。
バーの要素はこの「酒」「箱」「人」の三つ。
もとより嗜好性の強い世界、また人に個性がある限り万人に
合う店はありえない。
でも、この三つが合う一軒に当たったら、それはアナタにとって
これから20年通えるバーとの出会いかもしれない。
20年といっても毎日通うのではなく、ふと思い出した時に自分の
ペースでふらりと立ち寄れる場所。
そんなバーを一軒、もっていると人生が深くなる・・・。
本日は、通常通り営業致しております。
Bar le rentier
バーの要素はこの「酒」「箱」「人」の三つ。
もとより嗜好性の強い世界、また人に個性がある限り万人に
合う店はありえない。
でも、この三つが合う一軒に当たったら、それはアナタにとって
これから20年通えるバーとの出会いかもしれない。
20年といっても毎日通うのではなく、ふと思い出した時に自分の
ペースでふらりと立ち寄れる場所。
そんなバーを一軒、もっていると人生が深くなる・・・。
本日は、通常通り営業致しております。
Bar le rentier
2012年08月20日
2012年08月19日
カラフル
【 カラフル/森絵都著/文春文庫 】
生前の罪により僕の魂は輪廻サイクルから外されたが、天使業界の
抽選に当たり再挑戦のチャンスを得る。
それは自殺を図った中学生の体へのホームステイから始まる。
本日は、定休日でございます。
明日8月20日(月)はお休み頂きます。
Bar le rentier
タグ :カラフル
2012年08月18日
迷信
アイラ島からジュラ島を眺めると、ちょうど形のいいオッパイのような
山が二つ見える。
ウイスキーが注がれたグラスから鼻孔をくすぐるピート香。
昔からジュラ島では4月前にピートを掘ると呪われるといわれた。
しかしジュラ蒸留所の所有者は、わざわざ不吉な金曜日に
ピートを掘らせ、ボトルに十字架を記し
「スーパースティション(迷信)」という名で売り出した。
しかも、これを「魔よけとして飲め」と宣伝した。
お盆が過ぎ去ってご先祖様をあちらに送ったら
ゴロゴロと鳴る雷鳴を聞きながら、
スーパースティション(迷信)で夢見心地になる。