「店に置いておきます」白洲次郎


カントリージェントルマンを装い、三方原の友人が自分で
作った大根を開店前の扉にお裾分けしていった。


「いつもすまんの」内閣総理大臣・吉田茂





おでんになった後、残りの大根は・・・、



「切り干し大根」となります。




  

アフリカ大陸の東、インド洋に浮かぶフランスの海外県、　　
「　レ・ユニオン島　」で作られる。

オーク樽で5年熟成させたラム。
それぞれ色違いの重厚な砂岩製ボトルに入った、コニャックのように
アロマティックな、アグリコール・ラムをリリースしている。

イソーティア社は、1845年創業の歴史ある家族経営の蒸留所。
こじんまりと家族経営ってところが好きだ。



加水、ロックなどにすると青臭さが際立つので、好き嫌いが
分かれるかもしれない　・　・　・　。
こいつはストレートがおすすめだ。



時にはモルトでもなく、コニャックでもなく
こんなフレンチラムに、慰撫されるのもイイ。



まだ若い彼女がぽつりと呟いた言葉が忘れられない。　



「　ラムって、アロマっぽいです　・　・　・　」。　





  

掛川に旧い友人のバーがある
彼の感性　・　・　・　　　　自然体は相変わらずだ







Cigar Bar RINGOKAN




本日は　　定休日です
またの　　ご来店をお待ち致しております




Bar le rentier





  

七十二候　　次候　　第五十九候

朔風払葉　（　きたかぜ　このはをはらう　）
朔風　（　さくふう　北から吹いてくる風　）　が木の葉を払いのける時季

カサカサと　　舞う　　木の葉の音に　　冬の深まりを感じる



七十二候　（　しちじゅうにこう　）　とは　　
古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ
二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと




日差しは暖かいが　　吹く風に冬の深まりを感じる午後
子犬のように走り　　ボールを追いかける　・　・　・










  

11月もそろそろ終わりである。
今月・・・、最後の週末。


「何か珍しくて、最初の一杯に相応しいのを・・・」


ラグジュアリーなジングルベル・パーティー後の反省会を開く
彼女の喉を潤す。


◆クール・ビア
　ドライ・シェリー
　レモン
　ジンジャー・ビア


銀座7丁目、2003年の11月に惜しくも閉店された。　
銀座の名店中の名店『クール』のオリジナル・カクテルひとつ。



本当にさっぱりした口当たりのライト・カクテルである。
コレをつくると、


「おかえりなさいませ」
「いってらっしゃいませ」


の声が、いまにも聞こえてきそうな感じがする。


クールの、あのギムレットはもう飲めない。



  

深夜に元気よく　　バーの扉を開けた酒徒たち
勢いよく傾けたグラスは

スプリングバンク・ゴールドファウンダーズ
ロナック・グレンリベット1968 39年
白州秘蔵モルト　・　・　・




そしてそして




酒徒たちからの　　お裾分けは








「　ロマネ・コンティ1980　！　」




ごちそうさまでした
これぞ　　神様からの授かりし　　偉大な酒






  

ハイボール流行りの昨今、プロが使うソーダは
昔からウイルキンソンで絶妙なステア技術とともに
完璧なハイボールに仕上げたものだ。

そのウイルキンソンに巨大なタンサンが存る。
これなら家飲みハイボールが美味くなるかも・・・。




ところで、「タンサン」というのは
「ウイルキンソン・タンサン」の登録商標である。

クリフォード・ウヰルキンソンさん・・・、
有馬で天然の炭酸鉱泉を見つけてくれてありがとう。


  

我が国のウイスキーが、世界中のウイスキー好きからリスペクトされるほど人気が
あるのは壽屋時代からのサントリーの実績であろう。


昔、サントリーには
歴史的な蓄積と技術の総力を結集してつくられた超高級品があった。
160万樽をこす数多のモルトから厳選し、ブレンドを終えるまで半年も
時間を費やし、これ以上のものは地球上に在り得ないということから

「THE」

の定冠詞がつけられた特級表示品。
特製有田焼のボトルには人類が、酒づくりを発見した時の風景が表されている。

この気品、この喉ごし、今宵は
オンザロックでいきますか？
それともストレート？　　　
ハイボールだなんて不躾なスタイルは、相応しくない。

天皇陛下が「これはおいしい」と感嘆されたウイスキーは国産だった。



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脱走を謀る　ケルベロス　
（　仮名･4ヶ月･オス　）







  

Humpty Dumpty sat on a wall.
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
couldn't put Humpty together again.

ハンプティ・ダンプティが　塀の上
ハンプティ・ダンプティが　おっこちた
王様の馬みんなと　王様の家来みんなでも
ハンプティを元に　戻せなかった






1991年バブル末期、転んで起きられない酔っ払いをハンプティダンプティに
重ねて誕生した、歌詞のまんまなカクテル・・・。

Le Rentier ル･ランティエのオリジナルカクテルとして　　
唯一オンメニュー。　　
最近何故か、作ることが多い。





◆ハンプティ・ダンプティHumpty Dumpty
・ノチェロ・・・・30ml　　　　
・ベイリーズ・・・20ml
・アプフェル・・・10ml
・バニラエッセンス1d
＊ハードシェイクしてカクテルグラスへ注ぎ、Dukkah デュカを適量浮かべる。
【1991年ジュニアカクテルコンペティション銅賞／浜松ビーズバー】