2011年09月26日
高貴なる野蛮
・ ・ ・ ランティエ
それは、19世紀末パリの都市文化が産み落とした高等遊民の総称である。
若い時は、仕事に身を砕き、中年以降は世俗を離れ、旅、登山、釣り、
グルメ、オペラ観劇、レース、などそれまで貴族が独占してきた愉しみを
庶民の生活に持ち込み定着させた。
ランティエは西洋だけの独創ではない。
わが国においても 文人墨客( ぶんじんぼっかく ) の伝統がある。
西行、兼好、利休、西鶴、芭蕉と ・ ・ ・
見渡せば西洋に先んじ多くのランティエを排出してきた。
生きるに値する人生とは何か、
Bar Le Rentier は豊かな幸福の発見、消費文化に消費されない心の拠
として日本の風土、伝統、西洋の美意識を伝承する 「 高貴なる野蛮 」 の
空間たらんことを願っている。
Posted by Le Rentier at 17:56│Comments(2)
│◆Bar le rentier
この記事へのコメント
生きるに値する人生・・・か。
どういう事だろう、難しいな。
人間は日々死に向かって生きている。
要はどう死にたいかを常に考える事で
どう生きるかが見えてくると思ってた。
でもあいつはどうだったんだろう。
そんな事考えていたのかな。
まぁ何にしても早すぎるわな。
どういう事だろう、難しいな。
人間は日々死に向かって生きている。
要はどう死にたいかを常に考える事で
どう生きるかが見えてくると思ってた。
でもあいつはどうだったんだろう。
そんな事考えていたのかな。
まぁ何にしても早すぎるわな。
Posted by kuwabara kuwabara at 2011年09月27日 00:16
kuwabara kuwabara様
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・・・死ぬ時節には死ぬがよく候 良寛
目をそむけず、あるがままに受けとめる
そうはいっても
44年・・・確かに短い
が
太く生きた、と思いたい。
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・・・死ぬ時節には死ぬがよく候 良寛
目をそむけず、あるがままに受けとめる
そうはいっても
44年・・・確かに短い
が
太く生きた、と思いたい。
Posted by Bar le rentier at 2011年09月28日 02:30