―――里芋(さといも)。
地下茎を食べるさといもは山に自生するやまいも(自然薯じねんじょ)に対し、
里で栽培されることから、この名がついた。
種ではなく、いもで増えるさといもが日本へ渡来したのは、稲作が始まった
縄文時代後期より古いとされている。
さて、7月に青々としていた我が家のさといもの葉が少し茶色く色づき始めた。
処暑をむかえて、
三方原用水を利用しての
さといも畑の水やりもひと段落である。
こうして、水やりの回数を徐々に減らして、まもなく収穫の秋。
爽やかな秋風吹く
芋名月はもうすぐだ ・ ・ ・