2016年12月30日

清めの浜砂



防潮堤を乗り越えて、年末30日の浜掘りにやって来た。
波打ち際でスコップを振るい、波と戯れる。


そして、



防潮堤工事でわずかに残った松林から、輪じめ用の松の小枝を
数本チョッキンしてきた。


それにしても、防潮堤の登り降りは疲れるわ~



  

Posted by Le Rentier   at 20:11Comments(0)◆独り言・・・雑感

2016年12月29日

東照鳳凰薬膳フカヒレ入りスープのホット・ブル・ショット

―――BULL SHOT ブル・ショット。

このカクテルは、ビーフ・ブイヨンを使うところから、レストランでの
アぺリティフとして考案されたという。
1953年、米国デトロイトのレストラン、コーカス・クラブの経営者で、
グルーバー兄弟の作だといわれている。



BULL SHOT ブル・ショットのオリジナル・レシピでは

●ウォッカ・・・・・・・30ml
●ビーフ・ブイヨン・・・60ml
*シェークして氷を入れたロック・グラスに注ぐ。

とあるが、温かいカクテルが欲しい寒い夜はコレだ・・・、
フカヒレ入りスープにフランべしたウォッカを注いでみる。





国際薬膳調理師、高級栄養葯膳師、中国料理 鳳凰総料理長
先月、平成28年度現代の名工に選ばれたばかりの・・・、



岡部 悟氏が監修した東照鳳凰薬膳フカヒレ入りスープ
でカクテルに、
現代社会で忙しく働く大人たちに向けて、岡部総料理長曰く・・・、

「湯補(たんぽ)・・・、足りない物はスープで補う」べし

との考えを基に、バーテンダーがブル・ショットにツイストしてみた。



立冬から小雪、大雪、冬至へと寒さが増すにつれて、温か~なカクテルが
ホッとする。
チョット飲み過ぎた真夜中に、ラーメンが喰いくなる食いしん坊な酒徒たちに
こその一杯、

「東照鳳凰薬膳フカヒレ入りスープのホット・ブル・ショット」で

慌ただしく忙しい年末を乗り越え、是非、心とからだを慰撫されたし。



◆年内(2016年)は12月30日(金)まで営業致します。



  


Posted by Le Rentier   at 03:50Comments(0)◆COCKTAIL◆歳時記と花鳥風月

2016年12月28日

平素は、



◆◆◆Bar Le Rentier 年末・年始 営業時間のお知らせ◆◆◆



平素は、ご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。
以下の通り、年末・年始の営業時間のご案内でございます。



12月28日(水) 通常営業(19時~26時)
12月29日(木) 通常営業(19時~26時) 
12月30日(金) 通常営業(19時~26時) ★年内最終営業日

12月31日(土)~1月3日(火) お休みいただきます。
年始は1月4日(水)から通常営業させていただきます。

新しい年が笑顔のあふれる輝かしい一年になりますように心より祈念致しております。
2017年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



Bar Le Rentier 店主敬白


  

Posted by Le Rentier   at 04:47Comments(0)店主敬白

2016年12月27日

至善至高の神に捧ぐ

伝統あるリキュール、Benedictine べネディクティン。
1510年、フランス北西部ノルマンディ地方セーヌ河口に程近い海沿いの街
FECAMP フェーカンにあったベネディクト派の修道院で作られた。
以来、比類なき味わいで、今も世界を魅了する。



さて、僧侶でさえも忙しくて走るという師走も後半の後半。
いつもの席で、いつものB&Bが大好きな彼が今夜、仕上げの一杯にチョイスしたのは

Monks' Coffee モンクス・コーヒー(クリーム大盛)。



西洋の坊さんが醸した酒でつくるコーヒーカクテルである。



―――べネディクティンDOM。
ラベルに記された「D.O.M」は、ベネディクト派修道院での祈りの言葉、
「Deo Optimo Maximo(至善至高の神に捧ぐ)」に由来。

16世紀に書かれた製法は秘伝の製法に基づくハーブとスパイスの絶妙な調合、
熟成によって生まれ、深く丸みのある味わいは世界中で愛されている。

年の瀬の寒い夜、今日から明日に変わろうとしている時間、ホットカクテルで
心と身体を温めてもらいたい。




  


Posted by Le Rentier   at 04:13Comments(0)◆LIQUEUR◆COCKTAIL暦あれこれ

2016年12月25日

桃源郷というコップ酒

―――うたかたの葡萄酒、桃源郷のおすそ分け。

日本で
一番小さなワイナリーから今年の新酒、巨峰を醸した葡萄酒一升が送られて来た。


こういうのが、なんだかとっても嬉しいねぇ ・ ・ ・ 。
山梨の一升瓶造りは山梨にあるワイナリーの証しである。
南アルプス市限定販売の南アルプス産巨峰の葡萄酒。



葡萄酒はワインとは異なり、葡萄をそのまま無垢に醸したお酒で、醸造の
プロセスは同じだがなるべく手を加えないお酒である。

山梨の果実農家の人たちは、その昔、畑や農機具小屋で葡萄をバケツに入れ
発酵させてお酒を楽しんでいたという。
そんな昔ながらの風景が一升瓶に、日本ワインの本物の原点が閉じ込められている。



―――冬。
木枯らしが吹く頃、山梨の農家さんを真似て、熱い鍋料理のお供に
「 コップ酒 」を楽しみたいところ、



しかし、暖冬なのかねぇ ・ ・ ・ 、今ひとつ鍋の気分ではない。
そこで、しめ鯖としめ小鰭の光り物でコップ酒を一杯。




光り物ツリーの光はいずこ哉         瑠乱亭絵






◆年末年始のお休み 12月31日(土)~ 1月3日(火)
                        板屋町 Bar le rentier
  


  


Posted by Le Rentier   at 20:45Comments(0)◆CHAMPAGNE-WINE

2016年12月25日

I wish

I wish you a merry Christmas!





◆年末年始のお休み 12月31日(土)~ 1月3日(火)
                        板屋町 Bar le rentier
  

Posted by Le Rentier   at 02:58Comments(0)◆歳時記と花鳥風月

2016年12月24日

風邪ひき

よく「味わう 」というが、「味わう」ってのは、「味」と「香り」を
楽しむことだな。
味と香り両方で、はじめて「味わう」ってことになる。

この場合、香りとは、鼻を近づけてクンクンと嗅ぐ香りではなく、
口に入れたときに口から鼻に抜けるアレね。
風味といってもいいか。

最近、亜鉛不足が原因で「味」がわからない人が増えているとか。
なったことないけど、いやだろうな~。
食べる楽しみが無くなっちまうもん。

さて、風邪をひくと鼻がきかなくなって「香り」がわからなくなる。
これはやっぱりイヤだね、何を喰っても美味くない。

先日、風邪のひきはじめに寿司屋に行ったというお客様。
最初のうちは、たのむものみんな美味くて喜んで喰っていた。



ところが突然、鼻がきかなくなってしまい、さっきまで美味かった中トロが
次に握ってもらったが、もう何を喰ってるかさっぱりわからない。

さすがに、こりゃ駄目だってェーことで店を出た。
あと数カン喰う予定のネタがあったのにね。

「味」と「香り」どっちも命の次に大事ね。





  

Posted by Le Rentier   at 02:26Comments(0)◆独り言・・・雑感

2016年12月21日

お取引きを取消しました。

いや―――!
焦った焦った!
今夜は、ホントに、
も―――!

何十年と仕事をしてきて、こんなミスは初めてだ。
クレジットカード決済の金額を間違えたぁ!



14,850円を148,500円で打ち込んでいたぁ(◎o◎)

お客様が帰る前に気付けて本当に良かったな~。



年の瀬に猛省の極み残念至極     瑠乱亭絵





佐助も55歳、全身が痛いと言っていた ・ ・ ・ 、っけ。







  

Posted by Le Rentier   at 02:43Comments(0)◆独り言・・・雑感

2016年12月19日

赤備えと白い巨人

真田一族の家紋は六文銭じゃ!

三途の川の渡し賃は三文―――、
残りの三文は戻り賃じゃ!



だから真田の兵は死なねェ!
必ず甦る!



真田丸最終回の日、日本の赤備えが白い巨人に挑んだ夜。

JリーグチャンピオンがヨーロッパチャンピオンとCWC決勝で対戦する日が
こんなにも早くやって来るとは ・ ・ ・ 、ね。
鹿島アントラーズ 2 ‐ 4(延長0 ‐ 2)レアルマドリード。

巨人を、世界を、驚かせたJの赤備えに元気をもらったわ。



12月後半は、麋角解(おおしかのつの、おつる)。
大麋(たいひ・おおしか・となかい)のたぐいもその角を落とす時季。

また来年、新しい角を生え揃え世界に挑んでほしいねぇ。



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タグ :CWC決勝


Posted by Le Rentier   at 00:18Comments(0)Footballドラマ

2016年12月16日

T Monk

いつも二人のカクテル・デートは、カウンターの同じ席。
ある夜、「 僕たち結婚しました 」という嬉しい報告を店主は受けた。

それから数ヶ月ぶりに訪れた若き夫妻のオーダーは、妻となった彼女が
青い珊瑚礁、夫となった彼がラスティ・ネイルだ。

それは、数年前の初デートの時と変わらないオーダー。
今夜も仲良く、青い珊瑚礁とラスティ・ネイル ・ ・ ・ 、である。

やがて、グラスは空になり二杯目の注文のタイミングも二人一緒。
彼女には京都蒸留所の「 季の美 」でジン&ライムを、彼のほうは
「 赤ワインで何かカクテルを? ・ ・ 」というので、



大きめの氷一つだけを入れたオールド・ファッショングラスに赤ワインを3、
ベネディクティンDOMを1注ぎ優しくステアする。
カクテルは名前が無いままではイケない、営業中のカクテルのネーミングは
即興である。

カクテル「 T Monk 」。



即興演奏における独特のスタイルと、数多くのスタンダード・ナンバーの
作曲で知られる、アメリカのジャズ・ピアニスト

「 セロニアス・モンク Thelonious Monk(1917年 - 1982年)」

から名前を頂戴することにした。


【 Thelonious Monk Quartet - Round Midnight 】

すると真夜中に、ラウンド・ミッドナイトが聴きたくなった。





  


Posted by Le Rentier   at 02:59Comments(0)◆LIQUEUR◆COCKTAIL音 楽