小春日和の初冬に汗を掻く。
枝が勝手気ままに伸び放題の百日紅。



花言葉の「雄弁」は、枝先に群がり咲く百日紅の賑やかな咲きっぷりに
由来するという。
ボウボウに伸びた枝達は最早、「雄弁」というよりも「ワチャワチャ」と
喧しいわっ！



ヤツらを黙らせることにした。
電動枝切りバリカン・・・、いざっ！
脚立を上ったり、下りたりを繰り返し格闘すること2時間・・・、



初冬の庭は「静寂」・・・、に尽きるな。





  

彦根の赤備え隊キッチンカーが参上！した第4回軽トラはままつ出世市。
で、目的は・・・、



この・・・、近江牛のボロネーゼ！



ひこにゃんの紙タオルに思わず萌えながら喰らうのだ。
彦根藩より江戸へ送られてきた彦根牛、近江牛のうま味が凝縮されたボロネーゼ。

ワインが欲しいところだが、こちらも乙な味。
彦根藩のホット蜂蜜レモン！



彦根城下玄関口「鳥居本宿」の希少な日本蜜蜂の百花蜜を手作業で採取された
特製蜂蜜を使用。
美味しゅうございました。




彦根は今年、国宝彦根城が築城410年祭を開催中・・・、熱～いのである。
彦根YEGさん、お疲れさまでした。

さて、つるべ落としの晩秋に袋井までひとっ走りする。
辿り着いたのは、PAN de NIQ〜パンデニック〜 さん。



こちらでの目的は静岡牛。



イチボ、ランプ、ゲタカルビを100グラムづつ喰らうのであった。

いざっ！











  

「生きる・スタイル保って50年（11月24日付）」
今朝の静岡新聞を興味深く読んだ。



そして、数年前の春の日を思い出した・・・。
温泉の蒸気がけむる春の伊豆を歩くのにコートは要らなかった。

伊豆急に揺られて浜松への帰り路、途中下車をしたことがある。
ちょっと寄り道をしたくなり、バー・ホッピングと洒落込んだ。

沼津駅南口を出て、ふらふらと歩いてみる。
歩くこと数分で煉瓦造りの一軒家、フランクバーを見つけた。



螺旋階段をゆっくりと上がり重厚な欅の仲間、アサメラの



カウンターの真ん中に陣取る。

ブラッドドライバーで渇いた喉を濡し、半分ほどに減ったグラスに
ソーダをプラスしてもらう。
訊くと1967年の創業で2017年に50周年を迎えるという。

さて、心優しきチーフバーテンダーの四元さんは次の上土（あげつち）町の
バーへの道すがら酔った珍客と一緒に歩いて道案内してくれた。
やがて、たどり着いたのは沼津で現役最高齢のバーテンダー山城さんが
切り盛りするバー梅邑（うめむら）。



伺うと、とっくに喜寿を迎えられているという。
カウンター隅に鎮座するブラウン管のTVとダイヤル式の電話機も
山城マスターと同じく現役ということである。


そう、フランクバーも、バー梅邑も、「スタイル保って50年」である。


  

まるで香水のようである。
フローラル・フレーバーが、これでもかと鼻腔をくすぐる。

―――NORDES Atlantic Galician Gin
　　　　ノルデス・アトランティック・ガリシアン・ジン。

スペイン、最北西部のガリシア州で作られるプレミアム・クラフト・ジン。



DOリアス・バイシャスの白ワインで有名なアルバリーニョ種の葡萄から作られた
スピリッツに、ボタニカルにはガリシア州で採れたジュニパー他、ケルプ、セージ、
ローレル、ハイビスカスなど15種類を使用。

冷たい雨が降る小雪。
高い山には初雪が降って、白く輝く。
朝、吐く息が白くなる。



寒い夜にはホット・ジン・スリングにするとイイ・・・、
ハーブのニュアンスと花のフレーバーが爆発する。
立ち昇る湯気を眺めていると、ホットする一杯である。


◆ノルデス・アトランティック・ガリシアン・ジン
　Nordes Atlantic Galician Gin
　スペイン・ガリシア州
　40％／700ml
  

―――浦和１－１アルヒラル。

夜中の生放送（BS日テレ）、ACL決勝戦を観た。
10年前にACLを獲った阿部勇樹は興奮気味！



ACL・決勝第1戦。
6万人の大アウェー、サウジアラビア・キング・ファハド・スタジアムに
240人のレッズサポが乗り込んで・・・、

見事に、アウェーゴールをもぎ取った。
今度の、浦和・ホームでの第2戦は25日、真っ赤～に染めてしまえ。



本日は、定休日でございます。
またの、ご来店をお待ちしております。
Bar Le Rentier
  

―――午後のひととき、爪を切りながら朝ドラ観賞。



あんたんとこの小屋が目指す色はそういうことか、
一回だけやで、カレーうどんの礼や・・・。



録画仕立ての今朝の「わろてんか」、再生終わると放送中の



スカッとばあちゃんが・・・、ごめんあそばせ。



スカッとね爪切り文鳥わろてんか　　　　　　　　瑠乱亭絵



  

映画「　ウイスキーと2人の花嫁　」



2018年2月17日（土）全国ロードショー！



今から、スコットランドの自然とパグパイプの音色が待ちどおしい。
スランジバー！！







  

世界中がジンに沸いている。
続々生み出される個性豊かな香り。
混ぜてカクテルにするばかりでなくジンが主役を張れる時代である。
スピリッツ界のビッグ・ムーブメントだ。

そもそも、ジンって何だっ？
そういう質問は意外と多い。
そんな時には、こう答えてきた。

「香辛料のジュニパーベリーで香りづけした蒸留酒です。ジュニパーベリーを
　　　使わないとジンとは呼べず、単なるフレーバードウォッカになります」と、



◆JUNIPER BERRY ジュニパーベリー／ヒノキ科のセイヨウネズという常緑針葉樹の果実。
乾燥させて使い、森林のような香りが特徴。


その昔、粗悪なジンばかりだった時代、かの大英帝国では
ロイヤル・ポバティー（貧乏人でもジンに酔えば王様気分）
と呼ばれたという。

―――23時。

パクチー農家の彼は、六＆ライムを二杯立て続けに飲み、
終電に飛び乗った。
彼が、王様気分になれたかは、判らないが・・・。




  

―――ストーンズ・ジンジャーワイン。

由緒正しき、歴史のあるお酒である。
1740年にロンドンで誕生、グリーンジンジャーの根を破砕、乾燥させ
白ワインに浸けてつくられる。
ラベルにロンドン市の紋章をつけることを許され、「　オックスフォードの
学生や若い人に愛されてきた！」は当時の宣伝用文句。

正式名称は、STONE'S ORIGINAL GREEN GINGER WINE！

1830年頃には、コレラに効くとか媚薬よろしく性欲促進効果が

あるとか・・・、
ないとか・・・。



「　GREEN　」　って単語自体に
「　あらヤダお元気ね、お元気なのですね！」的な意味も

あるとか・・・、
ないとか・・・。


  

祭りが終わり、稲刈りも済んで静かになった。

「日本の棚田百選」にも選ばれし、久留女木の棚田は竜宮小僧の伝説を育んだ。



その久留女木の棚田は浜名湖の北、浜松市北区引佐町、東久留女木と西久留女木に
またがる山間部にある。

愛車を駆って、久留米木の棚田と紅葉を愛でてきたという、歴女と歴爺の
二人がカウンターに。

バーテンダーは逡巡して甘酒をシェイカーに投入した。
やがて、グラスに注がれたのは、竜宮小僧の伝説・・・、



出来上がったノンアル・カクテル＠「LEGEND of Ryugukozo=竜宮小僧の伝説」は
運転手の歴爺に・・・、
歴女には直虎を・・・。


「それは竜宮小僧というやつじゃ」



と、南渓和尚がおとわ（直虎）に語りかけた、過ぎ去りし日が懐かしい。

「困っている人には誰にでも手を差し伸べ、自らは名乗ることなく、
見返りも求めず、死んでもなおその土地に恩恵を与えてくれた」
という竜宮小僧の伝説。

古いようで新しい、どこか日本人らしい心を伝える話である。


◆LEGEND of Ryugukozo = 竜宮小僧の伝説
　甘　酒　　　　　　 　　 　　　 　45ml
　フレッシュ・グレープフルーツJ 　 20ml
　フレッシュクリーム　　　　　　　 20ml
　エルダーフラワー・シロップ 　　　1 tsp
　＊シェークして大きめのソーサー型シャンパングラスに注ぎ、カンパリを1スプレーする。