2023年11月09日

夜明けの空・・・、ATA RANGI

―――22:00。

「飲めますか?」

と告げつつソファ席へチルった四名様。
そして、オーダーテイク。

カベルネ・ソーヴィニヨン派とピノ・ノワール派で意見が分かれていたので・・・、
店主は、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンとアルゼンチンのマルベック、
さらに、ニュージーランドのピノ・ノワールを提案する。

すると、一番元気なオネーさんがピノ・ノワールをチョイス。



三本の中で一番値の張る一本だが、「当たりです!」
「きっとオネーさんの舌にピッタリです!」は、

店主・・・、心の声。



だって、ニュージーランドのロマネコンティって呼ばれる一本だもんね!



―――アタ・ランギ・クリムゾン ピノ・ノワール 2019。

よく熟したレッドチェリーにシナモンやオークのやさしい香り、そして森の下草
のような香りがあり複雑な印象。

「ATA RANGI アタ・ランギ」はマオリの言葉で、「新しい始まり、夜明けの空」
という意味を持つ。



#OPEN 18:30-24:30(LO.23:30)Irregular holidays

  

Posted by Le Rentier   at 02:51Comments(0)◆CHAMPAGNE-WINE

2023年09月03日

最古のメゾン

古代から、シャンパーニュ地方に葡萄の樹が自生していたことは、葡萄の
葉の化石が出土していることから知る事になる。

ローマ人によるガリア征服の際に、この地に住み着いたカエサルの軍団は
そこでシャンパーニュのワインに出会った。

さて夏を引きずる処暑の宵、口開けはシャンパーニュで最古のメゾン、



Gosset ゴッセの Grand Millesime グラン・ミレジメ 2015が西遠怪
怪員たちの渇き潤す。



「シャンパーニュで最も小さな偉大なメゾン」

シャンパンハウスのゴッセは、1584年アイ市長であったピエール・ゴッセ
によって設立されたシャンパーニュで最古のメーカー。
シャンパーニュを生産した最古のメーカーはRuinart リュイナールだが、先に
ワイン造りを始めていたのはゴッセである。

初代のピエール・ゴッセが1584年にスティルワイン「ヴァン・ド・アイ」を
ネゴシアンとして造り始めている。



いや~、酔いましたな・・・、

シャンパンハウスの名門が醸し続ける伝統伎は、今もなお愛好家たち
を惹きつけてやまない。


  
タグ :GossetRuinart


Posted by Le Rentier   at 23:28Comments(0)◆CHAMPAGNE-WINE

2023年08月10日

Monde Briller 2022

先日、ふるさと納税で届いた白ワインの添え書きに・・・、

モンドブリエは、シャルドネとカユガホワイトを掛け合せたハイブリット品種で山梨大学が
研究開発した日本のオリジナル品種です。
モンドブリエは病気に強いことから日本の気候に合った品種と考えられ、淡路島でも標高の
高い北淡路のテロワールを感じさせるワイン造りを目指しています。

と記載されていた。



―――淡路島ワイナリー・モンドブリエ2022。





2023年に淡路市仁井地区でとうとう醸造設備を導入し本格的にワイナリー
として動きだした。
その淡路市仁井産葡萄で醸したモンドブリエは暑い日に平目や〆鯖などの
握りでキンキンに冷やしてキュッとヤリたし。



  


Posted by Le Rentier   at 03:12Comments(0)◆CHAMPAGNE-WINE

2023年07月30日

浜松酒徒倶楽部

古代から、シャンパーニュ地方に葡萄の樹が自生していたことは、葡萄の
葉の化石が出土していることから知る事になる。

ローマ人によるガリア征服の際に、この地に住み着いたカエサルの軍団は
そこでシャンパーニュのワインに出会った。

さて溽暑の宵、口開けは若きシャンパーニュメゾン、二コラ・フィアットの



レゼルヴ・エクスクルーシヴ ブリュット
が会員たちの渇き潤す。



浜松酒徒倶楽部さんの2023納涼の宴が、ひっそりとコロナ禍が明けて
開催された。

お品書きは・・・、

店主特製!マッシュルームのカルパッチョ、トリュフソース。




隣保の中国料理店、樓蘭茶寮(浜松市中区板屋町2-109)さんの中華オードブル。




Around 土用の丑ってぇなもんで繁 松(浜松市中区千歳町58-1)さんの鰻の棒寿司。





なんだかんだ、食欲だけは健在な浜松酒徒倶楽部である。



With Love and ever good will for Hot Summer 2023 at bar Le Rentier !!


  

Posted by Le Rentier   at 15:23Comments(0)◆飲み食い備忘録◆CHAMPAGNE-WINE鰻と穴子

2021年02月02日

胸とバッグと宝石と、

―――19時。
同伴であろう、イケおじとキャバ嬢の会話。



キャバ嬢「男の人って何で胸見てくるの?見てるのバレバレなんだけど」

イケおじ「ブランドの店にきれいなバッグや宝石が展示してあったら・・・、
     いいなぁ、欲しいなぁ・・・、ってつい見ちゃうでしょ?」

キャバ嬢「見ちゃう、見ちゃう」

イケおじ「でも盗んだりはしないでしょ?それと全く同じことだよ」



―――20時、
やがて、ナパのフルボディ1本が空になる。



ご馳走さまでした、いってらっしゃいませ。
好いお話でしたな・・・。



#OPEN 18:00-24:00(LO.23:00)Irregular holidays


  

Posted by Le Rentier   at 03:20Comments(2)◆独り言・・・雑感◆CHAMPAGNE-WINE

2020年09月11日

ぎゅぎゅっと

―――白露。

朝、草花におりた露の雫が小さな水晶玉のように輝いている。



沸点約100°Cの水と、約78,325°Cのエチルアルコール。

この差を利用し、先に沸点に達するエチルアルコールを多量に含んだ蒸気を
冷却し、アルコール濃度の高い液体を得ることを蒸留という。
酵母の発酵作用によって生まれた酒(醸造酒)をさらに蒸留して、より高い
アルコールを含有させたものが蒸留酒だ。

例えばコニャックの場合、葡萄を発酵させて造るワインはアルコール度数が
8~9%で、それを2回蒸留し、アルコール度数72%にまで濃縮した蒸留液を
樽で熟成させたものがコニャックとなる。

だから、単純にワイン8~9本分で1本のコニャックになる計算だ。



ま、「蒸留酒ってのはぎゅぎゅっとした酒」ですな。 



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Posted by Le Rentier   at 14:17Comments(0)◆CHAMPAGNE-WINE暦あれこれ

2020年08月27日

幾何学 ドット ジオメトリック柄

―――アデリアグラス。

お父さんたちにとっては、アサヒビールの文字がプリントされたコレ・・・、



がお馴染みだろう。
愛知県岩倉市にある石塚硝子さんの昭和レトロなアデリア・ゾンビーグラスは
口の金色と幾何学 ドット ジオメトリック柄がプリントされていて乙である。

時には、こういうポップなグラスでカクテルをサーブするのが楽しい。



アイスの実と泡を合わせて、アイスの実のミモザ?

40度超えの浜松で飲むと美味いら・・・、
ロングスプーン忘れちゃ駄目だに・・・。


#OPEN 18:00-24:00(LO.23:00)Irregular holidays



  

2020年07月05日

BORSAO

月刊誌「一個人」2008年12月号「至福の極旨ワインの頂上」に選ばれた
スペインの赤。



BORSAO ボルサオ・クラシコ・ティントがスーパーの棚で無造作に叩き
売られていたのでサルベージした。




マドリードの北東、D.O.カンポ・デ・ボルハのリーディング・カンパニー。

近代的な設備から作られたデイリーレンジのこのワインは、各誌絶賛の
人気ワインになった。



この値段で、果実味溢れるグルナッシュはサッカー最中とのマリアージュが
だら。




◆Borsao Tinto Garnacha 2018 Bodegas Borsao S.A DO Campo de Borja
 ボディ:ミディアムボディ
 品 種:ガルナッチャ(グルナッシュ)
 生産地:スペイン / DOカンポ・デ・ボルハ
 生産者:ボデガス・ボルサオ
 内容量:750ml



  
タグ :BORSAO


Posted by Le Rentier   at 02:17Comments(0)◆CHAMPAGNE-WINE

2020年06月07日

The Velvet Devil

―――17時。

日が長くなりましたな。
南向きの窓からは昼の名残の光が射す。
そんな、明るいカウンターで開けたのは・・・、



The Velvet Devil Merlot ザ ベルベット デビル メルロー 2017

アメリカ ワシントン コロンビア フルボディ

その名の通り、ピュアなベルベット、濃厚で美味なブラック・フルーツ、杉と
煙草、そしてカシス。
凝縮してリッチであるが、純粋でフォーカスした味わい。

悪魔に唆されたように美味過ぎメルロー・・・、名前通りのベルベットだった。



With Love and ever good will for Early Summer 2020 at bar Le Rentier !!






  

Posted by Le Rentier   at 02:03Comments(0)◆CHAMPAGNE-WINE

2020年04月02日

武士は・・・、

武士は食わねど高楊枝。


エイプリルフールの四月、ここ浜松・板屋町まぐそ通りも生意気に N・Y の
ウォール街の様相である。



ホント板屋町風情がガラガラである。

そんな夜でも来てくれるお得意様はありがたいに・・・、20年来のズブズブな
太客とテタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン2000

で乾杯できる幸せ。





店、開けといて良かったと思う夜、すてたもんじゃないに。






  

Posted by Le Rentier   at 03:24Comments(0)◆CHAMPAGNE-WINE鰻と穴子