2016年08月31日

TOUCHDOWN ROCK・BOCK

―――ボックBOCK。

香りがとても強く、その割には苦味の少ない非常に強いビール。
14世紀から15世紀の北ドイツの町アインベックが発祥で、元々は
上面発酵で造られた。アルコ-ル度数の高いビ-ル(6%以上)で、
デュンケルボックやへレスボックという種類のものもある。


さて、まだまだ蒸し暑い夜である。
タッチダウン・ロック・ボック(八ヶ岳地ビール)で渇いた喉を湿らせる。
さて、ボトルを眺めていて裏面には ・ ・ ・ 、



Father of football/フットボールの父
それは日本アメリカンフットボール協会がポール・ラッシュ博士に捧げた尊称です。
1934年、博士は日米青年の友好を深めようと、日本に初めてフットボールを紹介。
その普及に努めました。清里との出会いは、清泉寮を建設した1938年。
戦後はキープ協会を興し、1979年に亡くなるまで高冷地農場、青少年教育、保健と
医療の充実に努めると共に、八ヶ岳・清里のまちづくりに心血を注ぎました。
今も「 清里の父 」と敬慕される由縁です。萌木の村は、このビールを博士の
精神を伝えたいとの思いから「 タッチダウン 」と名づけました。

と、記されている。

文字通りの開拓者精神である。
開拓者といえば、ロックンロールだ。
で、ある夜、男が言った。

「 マスター、成りあがり ・ ・ 読んだ?」

いい年して、ギラギラしたオッサンがそんなことを言うので、
BGMはキャロルだ ・ ・ ・ 。


お宝映像はコチラ!

  
タグ :TOUCHDOWN BEER


Posted by Le Rentier   at 04:02Comments(0)◆BEER

2016年08月26日

処暑。

時々、寄る蓮池で新レンコンが採れだした。
白い花が、わさわさと成長した葉の隙間から顔をのぞかせていた。



蓮の花は
「泥より出でて泥に染まらず」、 
と伝えられ、美しい人をたとえた。


夜明けと共に、泥の中に水を弾いて優雅な花を咲かせ
四日目には散ってしまう。
俗世にあって俗世にまみれず、清らかに気高いことから
古代の人は、この花に極楽浄土を見たという。



池脇の小屋で、蓮の花托を分けてもらったので生けてみた。




  

Posted by Le Rentier   at 05:05Comments(0)◆歳時記と花鳥風月植中毒

2016年08月24日

黄色い砂塵

学生たちの夏休みは、まだまだ続く。
そんな、ちょっと遅めのランチタイム。

「 さわやかのげんこつハンバーグ! 」という提案に、オッサンの目覚めの
悪い寝坊助な胃袋は、ちょっと反対意見。

そこで代替案としてやって来たのが、
「 次回は、何を喰らおうか ・ ・ ・ 。」
コンテニューになっていた佐鳴台のファリーナさん。

パニーニ専門店にパニーニを食べに来て、「 カレーはじめました 」の
告知に負けた男がいた。
その景色がコレ。



運ばれてきたのが一つだけタンドリーチキンカレーになっている。
数日の蒸し暑さなのか、オッサンはカレーばかり喰っているな。




わしの体はカレーでできとるたい!



黄色い砂塵~♪渦巻く街に~♪






  
タグ :黄色い砂塵


Posted by Le Rentier   at 17:44Comments(0)◆飲み食い備忘録

2016年08月21日

マラカナン

Rio2016サッカー男子決勝、ブラジル1-1(PK5-4)ドイツ。

カナリア色に染まったマラカナンが揺れる、揺れる2年越しの
鬱憤
を晴らすかのようにどよめく。



PK勝ちでも、勝ちは勝ち、金メダルだもんね。

先頃、100歳で死んだアベランジェも喜んでいるだろう。



水商売のオッサンも ・ ・ ・ 、漸くゆっくり眠れるってな。

  

Posted by Le Rentier   at 16:22Comments(0)Football◆COCKTAIL

2016年08月20日

夢の旅路

戦後詩壇に巨大な足跡を残し、詩を志す人に大きな衝撃を与えた
「 荒地詩集 」。

その中で北村太郎が、ウィスキーとジンを詠んだ一節。
「 終りのない始まり 」。
それは、妻と男の子を喪った男の哀歌である。


―――秋の夜は寂しい。
コオロギの声が、僕の睫毛をくすぐるよ。
だから僕ははやく眠りたいんだ。
ウィスキーかジンを、ほんのグラスに一杯飲むというわけなんだ。
そうすれば、揺れて光るアルコールの鏡のなかで見るよりも、
はっきりとおまえたちの微笑がみえるからね。


男は、酒を媒体として亡き人との遭遇の夢の旅路に出掛けようとする。




―――23時。
ブルー・ムーン、マルガリータ、ブラッド&サンド



三杯のタリスカー・オンザロックを飲む男のペースに合わせ、隣の女は
きっちり三つのショート・カクテルを飲み干した。

やがて、酔いが満ちるころ二人は、ふたりの夢の旅路へと旅立った。






  
タグ :荒地詩集


Posted by Le Rentier   at 03:43Comments(0)◆WHISKY◆COCKTAIL◆独り言・・・雑感

2016年08月14日

心のなかの出来事

記憶のなかにまざつている小量のウィスキー
わたしはすぐに酔つぱらい
グラスとグラスのあいだから行方不明になつてしまう
午前零時
足音のなかにわたしの帰る家があり
ベッドのなかには翌日の朝があつた

               ―――伊藤尚志/荒地詩集1953年版








8/14(日)、8/15(月)お休みをいただきます。
店主敬白




  

Posted by Le Rentier   at 03:40Comments(0)◆WHISKY◆独り言・・・雑感

2016年08月11日

Pika Pika Pikachu!



―――ピカチュウ。

英語名:Pikachu
分 類:ねずみポケモン
タイプ:でんき
高 さ:0.4m
重 さ:6.0kg
特 性:せいでんき
隠れ特性:ひらいしん





妙齢な女性がカウンターにひとり、ふたり・・・、
「私をイメージしてカクテルを」、というオーダーは意外とある。

ある夜「マスター、コレ・・・、コレをイメージしてカクテルできる?」
そう言うお客様がコレと指すのは、スマホ画面の見たこともない緑色の
ポケモンだった。

時代が、変われば変わるものである。
今や「私」ではなく「ポケモン」をイメージしてカクテルをつくる時代だ。

「こちらは、どんなポケモンなのですか?」
「ゲットしたばかりでよく分からないですけど・・・」

よく分からないポケモンはイメージできないので、イメージできるポケモンで
ご簡便してもらおう。





あの日、7月22日金曜の夜に誕生して以来、幾度となく作ったカクテル。



「Pika Pika Pikachu! ピカピカピカチュウ!」

今夜も、スーズをベースに、茶匙1のレモンジュースを加え炭酸ガス強めの
スパークリングワインとジンジャービアでアップする。





さて、何でもありのジョーク系カクテル、これにブルーキュラソーを垂らすと



ラムちゃんになる・・・、だっちゃ。





8月13日(土)まで通常通り休まず営業いたします。
Bar Le Rentier

  


Posted by Le Rentier   at 05:22Comments(0)◆LIQUEUR◆COCKTAIL

2016年08月09日

金と銅



「 銅ってね、金に同じって書くんですよ!準決勝で負けた後に三位決定戦で
もう一度気合を入れ直し、メダルを取るってことはモノ凄いことなんですよ! 」

TBSひるおび!に出演中の溝口さん(バルセロナ五輪銀メダリスト)
マシンガントーク(柔道解説)が分かりやすくて面白い。



涼しさは瞬間の感覚である。
持続すれば寒さに変わってしまう。
と言ったのは寺田寅彦であった ・ ・ ・ 、遠くから聞こえてくる
わらびもち売りの声に、一瞬涼風が吹いた気がした。



酷暑の立秋、残暑お見舞い申し上げます。




8月13日(土)まで通常通り休まず営業いたします。
Bar Le Rentier



  
タグ :涼風


Posted by Le Rentier   at 14:18Comments(0)◆独り言・・・雑感暦あれこれ

2016年08月05日

笊(ざる)

OPAオーパ!
ジャングルを切り開いた都市マナウスにある
アマゾニア・アリーナ。



アジアチャンピオンとアフリカチャンピオンの一戦。
RIO2016男子サッカー、グループB、日本4-5ナイジェリア。

それは ・ ・ ・ 、
OPAオーパOPAオーパ!
まるで、ヘボ将棋、ザル碁のようでダラダラとしたフットボールであった。



巌流島ジャングルに、遅れてやって来たナイジェリアに対し日本の武蔵くんが
頑張って4点目を決めたけど、ストレスマックスな一戦だわ。





  
タグ :ざる碁


Posted by Le Rentier   at 15:10Comments(0)Football

2016年08月05日

眠れない夏

RIO2016、男子サッカー。
開幕戦、開催国ブラジルVS南アフリカ。



OAキャプテン・ネイマール。

屈辱の2年前、サッカーW杯ブラジル大会のリベンジなるか。  
タグ :RIO2016


Posted by Le Rentier   at 05:21Comments(0)Football