2011年11月21日

立冬  金盞香

立冬

七十二候  末候  第五十七候
金盞香(きんせんこうばし)冬の気配さらに強くなり、
水仙(すいせん)の花も咲き出す時季。


水仙は雪の中でも花をつけることから、別名「雪中花」ともいう。
雪の中でも我慢強く咲く姿の美しさと裏腹に

神秘、うぬぼれ、我欲、利己主義、自己愛、エゴイズム

などの意味がある。


ちょっとしたことで傷つき、人や社会のせいにして自分の殻に閉じこもる若者。
周りに責任転嫁してしまう「自己愛型人間」が増えている。
社会が過保護になった弊害なのか―――。


立冬  金盞香【カラヴァッジョ/ナルキッソス】




其のにほひ 桃より白し水仙花      芭蕉




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Posted by Le Rentier   at 17:45│Comments(0)暦あれこれ
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