2012年11月05日
続・酒をめぐる断想

眩く光る縦並び看板の森。
酒場に通いはじめの頃というのは、薄暗い部屋の中に髪の毛の長い、
よい匂いのする女性がたくさんいるだけで満足し、緊張する。
酒場に歩み込んでゆく足取りが、緊張しぎこちなくなっているのに
気付いて、困惑を感じる。
さりげない足取りをつくろうと思えば思うほど、いけない。
まったく、こだわらぬ足取りになるまでには、かなりの年月がかかる。
そうなったら、ようやく酒場通いも一人前である。
Posted by Le Rentier at 21:29│Comments(0)
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